馬場状態が微妙に読みづらいですけど、皐月賞。
中山11R 皐月賞(G1)
◎ 12.グレイル
○ 01.タイムフライヤー
▲ 10.ジェネラーレウーノ
☆ 14.サンリヴァル
△ 03.ジャンダルム
△ 15.ステルヴィオ
△ 02.ワグネリアン
悩みに悩んで(という時点で当たりそうにないですけど)本命はグレイル。というよりは、○タイムフライヤー含めてハーツクライ産駒に期待。
ハーツクライは、重賞においては「人気馬を嫌い、人気薄を好む」べき種牡馬。例えばシュヴァルグランが昨秋、京都大賞典1人気3着→ジャパンC5人気1着とか、ヌーヴォレコルトがG1で4度1人気に推されながらついぞ1つも勝てなかったとか(ちなみに、勝ったオークスは2人気)、最新ではリスグラシューが(展開もありましたが)東京新聞杯3人気1着→阪神牝馬S1人気3着とか。
さて、グレイルの前走共同通信杯は単勝1.8倍の断然人気。しかもハーツクライ産駒が苦手な距離短縮で、インしか伸びない馬場状態。結果は7着。負けるべくして負けた…は言い過ぎかもしれませんが、敗因はハッキリしています。今回は一気に10人気まで落ち、全く気楽な立場。かつ距離延長で、今後の天気次第で馬場がどうなるかは読めませんが、少なくとも内しかダメとはならないだろうと。そう考えれば、今回は一気に買いの条件が揃うところ。
母系も母父Rock of Gibraltar×母母父Rainbow Questと欧州型なパワー構成。かつ近親は1200~1600mでも走れていて、1分58秒後半~59秒台前半の時計なら十分に対応可能。強気に早めまくっていってもいいと思っていて、岩田Jの度胸に期待します。
タイムフライヤーもホープフルSでは1人気で勝利しましたが、グレイルに敗れた京都2歳S、大波乱を演出してしまった若葉Sは単勝1倍台。今回はこれまた一気に7番人気。ハーツクライ産駒の買いリズムでしょう。
これまた母系は母父ブライアンズタイム×母母父Alzaoと欧州型パワー構成。ハーツクライ産駒は外を豪快に差してくるタイプが多く、最内がどちらに転ぶか分からなかったため対抗にしましたが、内田Jが上手く捌ければ全く見限れないかと。
以下は印の差こそつけましたが、ほぼ似たような評価。その中で、▲ジェネラーレウーノと☆サンリヴァルは中山にこだわってここまで。ともにダービーでどうこうと言うタイプではないはずで、高速決着にならなければ中山ローテがプラスに出ても。
人気馬はどれもピンと来ず△まで。特にワグネリアンは内枠でどう競馬をするのか。福永Jはかなり真価を問われるレースになるかと。で、人気馬では東京向きだと考えるキタノコマンドール、オウケンムーンを消しました。ここで凡走してダービーで…でしょうかね。
馬券はちょっと変則に。とにかく勝つのはハーツクライ産駒!という狙いで。
買い目 馬単 ◎⇔○ 各500円 ◎○⇒▲☆△ 各100円
◎ 14.モンドインテロ
○ 01.グレイトパール
▲ 05.トップディーヴォ
△ 03.ディアデルレイ
△ 12.ユラノト
× 07,08,09,11,15
こちらも単勝2ケタ人気のモンドインテロ本命で。アンタレスSはダートながら芝のリーディング上位や欧州型の血統馬が走りやすいレースで、過去5年で「父米国型で当日5人気以内」だった馬は、7頭いて3着内2頭のみ。また、ここ5年の勝ち馬のうち4頭が前走1900m以上。米国型のスピードではなくリーディング上位や欧州型のスタミナが活きる野は、血統のみならずローテにも表れています。
で、モンドインテロは説明するまでもない芝馬で、前走久々のダートは2000mの仁川S。その仁川Sは3枠6番でスタートから砂を被り、最後も脚が伸びませんでしたが、今日は湿ったダートで外枠。上手く砂を被らずに早めまくりなレースを池添Jができれば、まとめて差しきりがあっても。
○▲△はすべてキングカメハメハ産駒で、×はサンデー、ヘイロー系。父米国型はまとめて消しました。馬券も手広く手広く。
買い目 馬単 ◎⇒○ 500円 ◎⇒▲ 400円
◎⇒△ 各300円 ◎⇒× 各100円