続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

はしるー、はしるー、おれーたーち?

 こんなに雰囲気のいい味の素スタジアムは、一体いつ以来だろうか?--試合後にそんなことを考えながら昨日、最高の気分でスタジアムを後にしました。

 鹿島戦の勝利で、見事4連勝。ただ、その内容はそれぞれ異なり、結果論も含めて書けば、チームとしての幅が少しずつ広がってきていると見ていいのかなと感じています。

 それでも、チームのベースは「ハードワーク」。この4試合、この点に関しては全く変わっていません。ルヴァンカップを挟まない「リーグ→リーグ」の連戦としては今季初になり、鹿島戦のスタメンは全員中2日の連戦。ルヴァンカップ仙台戦でフル出場した室屋は3連戦。さすがに立ち上がりは疲労感が影響したのか、鈍い入りになってしまいました。長谷川監督は「リスペクトし過ぎた」と語りましたが、私は単純に、身体がいささか重かったのだと見ています。

 それでも前半のうちに追いつき、ボールへのアタックは止めず、最後まで足を止めず、気持ちを切らすことなく90分戦いきりました。西村主審が試合終了を告げる笛を吹いた瞬間、ちょっとジーンと来てしまったくらい、選手たちは心身ともにフルパワーで戦いきってくれました。

 

 そんな昨日の夜、ふと思い立ってこんなツイートをしました。

 G大阪戦後のブログでもこの「走行距離は相手とどっこい、でもスプリント数は圧倒」という視点を持ち出しましたが、それはG大阪戦に限った話ではなく、連勝が始まる前からも含めて、シーズントータルで見ても同じことが言える数字が残されています。

 そんななか、知人からこんなフリが。

 わしゃ4月に異動になってちょっとだけ忙しいんじゃ!とボヤキながら、手作業で何かできることがありますかねぇ?と思い、帰宅後21時からいそいそと作業。2時間程度の作業なのでかなり浅いですけど、とりあえず表を4つ。

 なお、数字は4連勝を果たした第4節~第7節に絞っています。理由は「守備時4-4-2で守備のやり方が定まった」試合に絞ったほうが、正しい数字を取れると思ったので。では、どどーんと。

 

表1:走行距離データ(個人別)

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表2:走行距離データ(ポジション別)

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表3:スプリント数データ(個人別)

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表4:スプリント数データ(ポジション別)

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 まずは走行距離。出場時間はもちろんバラバラではありますが、東が10%超え。走行/分(走行距離÷出場分数。単位m)で見ても、途中出場で最初からフルパワーを出せる選手を除けば、チーム最多。とにかく見た目どおり、ハードワークを90分続けてくれていることが見て取れます。

 表2は、もう少し押し並べてポジション別にしたもの。必ずしも同ポジションの交替だけではないので出場時間数に若干の差があり、FWは1枠にまとめてしまいました。

 で、米本の頑張りによりCH1(高萩・米本)が割合としては最多となりましたが、どちらかといえば左サイドの割合が高め。ここに何か理由があるか?と考えましたが…明確なものは思いつかず。誰か、御指摘できる方がいればありがたく。

 続いてスプリント数。永井がよく分からない数字なのはさておいて、東、大森がずば抜けて多いのが一目瞭然。また、ディエゴも走行距離での割合は8.1%なのに対し、スプリントでの割合は9.6%とだいぶスプリントをかけてくれています。

 で、ポジション別にするとより分かりやすいですが、走行距離では割と万遍なくどのポジションの選手も走っているのに対し、スプリント数は圧倒的に「サイド>センター」。ここが、おそらく今守備が上手くいっている肝の数字になるんでしょう。

 そのことを、ちょっとだけ補足できるのが、「フットボールラボ」内の数字。

www.football-lab.jp

 このページ内にある守備の数字。例えば2017年は被攻撃回数がリーグ5位なのに(5番目に少ないのに)、被シュート数は13位とそこそこシュートまで持ち込まれていました。

 しかし今季、被攻撃回数が15位と攻め込まれる回数は一気に増えたけれど、被シュート数は4位と、シュートまで持ち込まれる回数が圧倒的に減りました。これは、あくまでも1つの例に収めますが、相手CBからのビルドアップ。初手は許すけれど、狙いどころにボールが出たらチーム全員が一気にスイッチを入れて、スプリントをかけてボールを取りに行くことができている証左にならないでしょうか?

 ちなみに、被チャンス構築率(被シュート数÷被攻撃回数。すなわち、何%の割合でシュートに持ちこまれているか?を示す数字)を8%台に抑えているチームは浦和、東京、川崎、鹿島、鳥栖、磐田の6チーム。このうち、浦和、川崎、鹿島、磐田は被シュート数も被攻撃回数も少ない、つまり「相手にボールを持たれる回数が少ないし、その分きっちりシュートにも持ち込まれていない結果」の低割合。

 けれど東京と鳥栖は、被攻撃回数はリーグ下位だけど被シュート数は少ない、つまり「相手にボールは持たれているけど、シュートに持ち込まれるまでにボールが取れている(≒チームとして奪いどころがある程度明確である)結果」の低割合。両指揮官を見ると、なんとなく頷けるところ、ありませんか?

 

 と、ここまで書いて深夜1時。さすがにもう眠くてこれ以上考察も進まないのでこれで打ち止めにします。あとは皆様、気が向いた方がもう少し深掘りしてもらってやいのやいのやって下さったらこれ幸いです。おやすみ~。