さぁ、クラシックの開幕です。
◎ 15.プリモシーン
○ 13.アーモンドアイ
▲ 01.ラッキーライラック
本命はプリモシーン。前走フェアリーSを勝って、予定通り間を空けての出走となりますが、狙った理由は2つ。
まず、父ディープインパクト。桜花賞では、カワキタエンカのみの出走だった昨年を除けば6年連続ディープ産駒が連対していて、11~14年は4連覇。今年は一転して6頭と大挙して出走していますが、このレースのディープ産駒に限れば馬格があった方が成績良く、おそらく480キロ前後での出走。また、ディープ産駒はフレッシュな方が走りやすく、間を空けたのも○。
そして、使える脚の長さ。どの馬が逃げるのか見えませんが、どの馬かが玉砕覚悟の逃げを打たなければ、おそらく1秒以上の後傾ラップになるだろうと。そうなった時、今回のメンバーで「どこか1ハロン急加速できるタイプ」は結構いて。例えばチューリップ賞は1200→1400mの1ハロンが10秒7(前の1ハロンより1秒早い)とか、アネモネSも1200→1400mの1ハロンが11秒2(前の1ハロンより0.9秒早い)とか。
ただ、それでもここはG1。ラスト2ハロンだけとか、ここまで急加速を求められるのではなく、もう少し長く、それこそラスト4ハロンを徐々に早くなっていくのではないか?と。で、ラスト4ハロンしっかり長くいい脚を使って勝ったのが前走のフェアリーS。
この日は時計が出る馬場ではありましたが、前半48秒0-後半46秒6の後傾ラップで、後半4ハロンはすべて11秒台。その流れの中を3コーナー8番手→4コーナー5番手と早めに前に食いつきに行って、最後は0秒2差の快勝劇。ディープ産駒らしからぬ…というのは母系のオーストラリア色が影響しているせいでしょうけど、私は今日は、瞬間のキレよりも長くいい脚を使える側を評価してみようと思います。
○アーモンドアイも前走シンザン記念は残り4ハロンがすべて加速する後傾ラップで、かつ前残りの流れを豪快に差し切り勝ち。そして、ここは狙い通りの中3ヶ月。というか、プリモシーン、アーモンドアイは「シルクレーシングの関東馬」「新馬戦取りこぼし→2走目秋の東京開幕週で早い時計」「ちょっと反動が来たので間を空けて年明けの重賞挑戦・勝利」「そこからぶっつけでここ」と瓜二つなプロフィール。どちらかが、ラッキーライラックを負かすのではないかと。むしろ、まとめて2頭で負かせる方に賭けてみます。
馬券はちょっと変則に、ラッキーライラックの2着付けと、似たもの同士の馬単裏表。ともに同額を張って、プリモシーン勝利の配当ハネを狙ってみます。
買い目 馬単 ◎○⇒▲ 各500円
◎⇔○ 各500円