続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

18年Jリーグ観た記 其の10 松本-岡山

 開幕から3戦勝ち星がない松本と、開幕3連勝と好スタートを切った岡山。対照的な両チームが相見えたのは、松本のホームながら山梨中銀スタジアムアルウィンは芝生張替え工事のため、3月いっぱい使用できない模様)。それでも1万人弱が訪れた試合で、勝ち点3を得たのは。

 

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短評

 お互いに攻撃時3-4-2-1、守備時5バック(中盤の形は若干違ったか)と似たような立ち位置を取り、ポジティブトランジションも立ち上がりは繋ぎにこだわらず。長いボールがお互いの最終ラインめがけて送られる場面が多かった。そこはゲーム後、「ロングボールとカウンターに終始、苦しまされた(松本・反町監督)」「最初の20分間は長めのボールでポイントを作られて少し処理がもたつき、目が慣れるまでとか芝生の絡み具合とかで戸惑った部分もあった(岡山・長澤監督)」と、両指揮官とも嫌がっていた入りだった。

 その中で、一刺しに成功したのは岡山。ハーフライン手前から伊藤が前線のイ ヨンジェへロングフィードを送る。赤嶺がすぐにサポートに入り走り抜けると松本守備陣は全員その動きに食いついてしまいバイタルが空くと、そこへ塚川が入り込み、イ ヨンジェは塚川へボールを落とす。塚川は迷わず右足を振りぬくと、低い弾道のシュートはゴール左隅に突き刺さり、岡山が狙い通りの形で先制点を奪った。前半その後大きな動くなく、岡山のリードで折り返す。

 後半。岡山はしっかりと自陣で耐える選択。松本がボールを、しかも敵陣で保持する時間は必然的に長くなったが、「見ているとそんなに混乱しているわけではなく、ボックスの対応もうまくいっていた」という長澤監督の言葉は強がりではなく、松本が攻めあぐねる場面の方が多い印象。

 しかし77分、左サイドのCK。キッカーの岩上はショートコーナーで味方に預け、すぐにリターンを受けるとカットイン。岡山守備陣は若干対応が遅れ、岩上がほぼフリーで放ったシュートは見事な弧を描いてゴール右隅へ。松本が同点に追いつく。岡山は今季初失点。

 その後はカウンターの打ち合いとなるが、両チームとも決めきれず。1-1で勝ち点1を分け合った。

 

MVP:岩上 祐三(松本)

 両チームともキラリ光る個があったか?と問われると、正直なかなか答えに窮する試合ではあったが、岩上を。

 今季初出場。かつ、ちょっとイメージのなかったWBでのプレー。前半は長いボールが行き交う展開の中でいささか埋没していた感もあるが、後半はグッと存在感を増し、セットプレーのキッカー、ロングスロワーとしても相手の脅威に。貴重な同点弾もゲットし、最後まで足も止まっていなかった。