◎ 15.ダンビュライト
○ 06.マイネルブンシュ
▲ 14.ポポカテペトル
☆ 03.スティッフェリオ
△ 13.キセキ
△ 12.ミッキースワロー
△ 11.サトノクロニクル
台風の影響により極悪馬場になることはほぼ確定。近年まれに見る混戦メンバーですが、そうした馬場で上積みがありそうな馬を狙いたいところ。
本命はダンビュライト。ノーザンファーム生産のサンデーレーシング所有馬なのに1番人気が1度も無い…ってのは余談ですが、戦績もここまでわずか1勝。だけど、新馬戦以外は全て重賞を走り、大きく負けたのは朝日杯FSのみという完全に勝ち味に遅いタイプ。
今の日本はクラスが上がれば上がるほどサンデー系の切れ味が求められ、父ルーラーシップではどうしてもキレ負けしてしまう。となれば、そのキレが完全に削がれる今日の馬場なら反攻可能、と見ました。実際、唯一勝利した新馬戦は上位人気のディープ産駒が伸びあぐね、2着はカネヒキリ産駒が穴を開けた不良馬場でしたしね。
血統をもう少し見てみても、兄はダイヤモンドS2着のラブラドライド、近親に重い馬場大好きマリアライトやJCダート優勝アロンダイトがいる重厚な一族で、母母父には長距離で血が騒ぐリヴァーマン。一部で距離不安がささやかれていますが、むしろ距離が伸びるのは歓迎材料じゃないかと思います。
あとは、一にも二にもどのポジションにつけられるか。ウインガナドルが逃げ宣言をしているようで、アダムバローズやマイスタイルとケンカにならなければすんなりハナだと思いますが、できればその後ろ3、4番手が理想でしょうか。まあ、そこは武Jが上手くやってくれるはずです。
本命を決めるのすら難しいのに相手選びはもっと難しいところですが、思い切ってこれを書いている時点で2ケタ人気の3頭にしてみました。
○マイネルブンシュは父ステイゴールド×母父コマンダーインチーフで母系がアイルランドの重厚な血統。兄コスモオオゾラも重馬場の弥生賞でサンデー軍団を蹴散らして勝利しましたが、今日の馬場はアドバンテージになりそう。▲ポポカテペトルは兄マウントロブソン。兄もそうですが、ディープ産駒らしからぬ叩き良化、タフな馬場が向く戦績、レースぶりで、一発があっても。
ちなみにこの2頭は、夏に古馬混合2200m以上の条件戦勝利馬。かつての、スタミナ血統が字面どおり穴を開けていた時代の菊花賞ではマストな条件でした。近年は高速決着化したことによりこうしたローテの馬は鳴りを潜めていますが、今日の馬場なら久々に爆発があっても…という期待も含まれています。
☆スティッフェリオも父ステイゴールド×母父ムトト×母母父ケープクロスという重厚な血統。前走はダンビュライトが神戸新聞杯で見せたのとほぼ同じレースぶりで4着でしたが、先着を許した3頭(ミッキースワロー、アルアイン、サトノクロニクル)よりも今日の馬場なら条件的には上積みが大きそう。近10年、必ず1頭は3枠より内の馬が好走していて、オッズ的にはそれをウインガナドルに期待している節がありますが、私はマイネルかスティッフェリオに期待しています。
△は残り全部でもいいと思いますが(3連複で買っても全て万馬券なので)、当ブログでは3連複or3連単15点で「お小遣いでなんとか頑張ろう!」を合言葉にしているので(さっき決めた)、3頭に。
で、素直に上位3人気のキセキ、ミッキースワロー、アルアイン…とはならず。アルアインはディープ×米国血統のキレ味タイプで、高速決着となった皐月賞を見る限り、適性距離はマイル~2000mという印象。となると、例年の高速菊花賞ならまだしも、今日の馬場条件は全く向かないと見て消してみます。
代わりに拾ったのはサトノクロニクル。こちらも重い馬場の方が絶対に良い、とまでは言えませんが、父ハーツクライ×母父インディカブ(エリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーの父)で距離延長に不安はないかと。ウインガナドルはともかく、サトノアーサーより人気が無いのはちょっと不思議というか、過小評価じゃないでしょうか。
馬券は3連複2頭軸×3本。△が抜けそうなイメージしか湧きませんが(苦笑)
3連複2頭軸 ◎-○-▲☆△
◎-▲-○☆△
◎-☆-○▲△