続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

17年Jリーグ観た記 其の49 J1 浦和-神戸

 ともにシーズン途中で監督を交代し、その成果がある程度は内容にも結果にも表れている両チーム。勝利を掴んだのは。

 

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短評

 試合はいきなり動く。4分、自陣エリア内のFKでキム・スンギュが相手最終ラインの準備が整っていないと見るや、最終ライン裏へ大きくボールを入れると、宇賀神はこれを弾ませてしまう。すると死角から小川が宇賀神の前に入り込みマイボールにすると、冷静にGKとの1対1を制してネットを揺らした。

 その後も、試合は神戸ペース。浦和はアンカーに青木を置いていたが、守備時は青木が2列目に吸収される4-5-1のような形となることが多く、かつ2ライン間がやや広くなってしまったこともあり、ポドルスキ、渡邉に下りて受けられてしまって取りどころが定まらない。収まった後の神戸の攻撃がアイデア不足だったこともあり難を逃れたが、どうもしっくりきていない印象は受けた。

 片や浦和の攻撃対神戸の守備でも、神戸が浦和のビルドアップに対して積極的にプレスをかけ、青木のところにボランチの高橋が飛び出していってケアするなど「前から」という意識がしっかりハマり、浦和はぎこちなさがぬぐえない。

 それでも柏木が絡むと形になるなぁ、と思って見ていたら19分、柏木がスルスルっと上がっていき、ズラタンからパスを受けてクロス。一度は弾かれるが、セカンドボールを拾った宇賀神が放ったシュート性のボールを矢島がゴール前でコースを変えると、さすがのキムも反応しきれず。早い段階で浦和が追いつく。

 すると、一気にここから試合は膠着。両チームともネガティブトランジションで大きな破綻は見られず、ブロックを作る意識が高く、両チームの攻撃陣はボールこそ持てるものの窮屈なプレーを強いられ、シュートにまで至れない。前半はそんな流れのまま終了した。

 後半に入っても、お互い良いジャブは撃てているけれどフィニッシュブローが撃てない、もどかしい時間が流れる。いろいろ書こうと思えば書けるけど、大きな変動は生まれなかったのでしばらく省略して(苦笑)、それでも80分を迎えるあたりでは、両チームとも疲労からかややスペースが生まれ始め、ようやくゴール前のプレーでスタジアムが盛り上がる展開に。

 神戸はポドルスキのアイデアから西川を脅かせば、浦和はキムのミスを誘って興梠が決定機を作り、ラストプレーでは浦和があわやゴールかというシーンも作ったが、結局スコアは動かず。結果的には、今一つ盛り上がりきらなかったドローだったと感じた。

 

MVP:藤田 直之(神戸)

 終わってみれば、走行距離12km超(居並んだ高橋も12km超)。攻撃では常にボールサイドに顔を出して中継点となりながら、守備では広範囲に顔を出してピンチを未然に防ぐなど、日本人が思う「ザ・ボランチ」たるプレーを90分間見せ続けた。監督しては、本当にありがたい存在。

 

MWP:宇賀神 友弥(浦和)

 怪我明け、約2ヶ月ぶりの先発となったが、一発目のプレーで失点に絡むと、その後もふわっとしたプレーに終始。本人も試合後に「イージーだった」と認めていたが、前半での交代はやむを得ない判断だった。