続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

17年Jリーグ観た記 其の45 J2 群馬-讃岐

 22位群馬、21位讃岐。現在降格圏内に位置している両チームの「裏天王山」。内容ではなく、欲しいのは結果のみ。残留に向けて、その結果を得られたのはどちらか。

 

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短評

 お互い立ち上がりから長めのボールを多用。慎重、様子見というべきか、アイデア不足というべきかは判断が分かれるところだが、私は様子見に見えた。

 しかし、ゲームはミスで動く。13分、DFからパスを受けた群馬GK牲川が処理を誤り木島に詰められると、そのこぼれ球を武田が押し込んで、讃岐が労せず先制に成功した。その後もピッチが影響したのか、大事な一戦で先制を許したことが影響したのか、群馬側にミス、しかも技術ではなく判断のミスが目立つ。

 このままズルズルいくと怖いところだったが、群馬はクロスやセットプレーから反撃。前半だけでコーナーキック10本を獲得し、上背で上回ることもあってパク ゴンやカン スイルが惜しいヘディングを放つ。対する讃岐はノーリスク。とにかく1-0を保って前半を終えたい意識が強く、結果的には讃岐側が任務を完遂。1-0讃岐リードで折り返す。

 後半も大きく流れは変わらず、むしろ霧雨が降り始め、ピッチがよりスリッピーになったことで、お互い流れのある攻撃を作れない。

 その中で試合を動かしたのはセットプレー。68分、コーナーキックのこぼれを松下がシュート。一度はGKに防がれるが、こぼれ球をカン スイルが頭で押し込み、群馬が追いつく。

 ここから試合は一気にオープンになり、良し悪しはともかく白熱した展開に。そんな試合に終止符を打ったのはロングカウンター。89分、群馬が(確か)セットプレーの二次攻撃をしていたなか、松下からボールを奪ったあと間髪いれずに右サイドを駆け上がった綱田にパスが通ると、綱田はさらに前を駆け上がっていた馬場にスルーパス。これを受けた馬場が冷静にゴール左隅に沈め、讃岐が勝ち越しに成功する。

 群馬も残り時間必死に攻め、あわやの場面を作るも同点ゴールは生まれず。裏天王山は21位讃岐が勝利を収めた。

 

MVP:馬場 賢治(讃岐)

 決してチャンスが多いわけではなく、この試合前までは24試合でシュート34本、1試合あたり1.42本に留まっていた。

 しかし、ここ2試合はともにシュート3本を放ち、前節は貴重な先制弾、今節は見事な決勝弾を叩き込んだ。いずれもカウンターからの流れで、少ない人数で得点を奪えればチームとしては非常にラクになるし、あいてとしても脅威を感じるはず。守備での献身性も依然高く、いよいよ讃岐のエースが残留争いの中、目を覚ましてきたように感じた。

 

MWP:牲川 歩見(群馬)

 ミスは誰にでもある。しかし、失点シーンのミスはやってはいけなかった。四の五の書かないが、このミスを取り返し、「あれはいい経験になった」と言える日が来ることを願いたい。