続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

17年Jリーグ観た記 其の40 J2 名古屋-山形

 ともにこのところ勝ち点を伸ばせていない名古屋と山形。混戦状態とはいえ、J1昇格(プレーオフ)へ向けてはこれ以上足踏みが許されない中、反撃の勝ち点3を得たのは。

 

f:id:re-donald:20170717103416j:plain

 

短評

 名古屋は変わらずビルドアップから組み立てに入るも、この日はやや不安定なボール回し。そこに乗じて山形は前からプレスをかけ、相手陣でボールを奪えていたし、佐藤、本田をメインに奪った後の1手、2手目のパスが良いところに入っていたことでカウンターで名古屋守備陣に脅威を与える。16分の鈴木の惜しいシュートを含め、25分まででシュート数は名古屋0-6山形。一方的…とまでは言わないが、山形が良い形でゲームを進める。

 しかし、好事魔多し。29分、佐藤が山形DFラインのギャップを見逃さず良いポジションを取ると、小林から見事なスルーパス。受けた佐藤はクロスをファーに送ると、相手DFとの駆け引きに勝ちフリーになっていた押谷がヘディングで決め、名古屋がファーストシュートで先制する。

 しかし、その後も山形は前を向く。名古屋がセットした守備で堅さを見せられないこともあったが、バイタル周辺にボールが入っていたし、サイドアタックも効果的。スコアとは裏腹に、前半をポジティブに終えられたのは山形だった。

 後半。名古屋がやや前からプレスに行く意識を見せ、立ち上がりは山形も真に受けてミスが散見されたが、それでもボールを放棄することはせず。もちろん、瀬沼が怪我により不在で、前のターゲットが阪野1枚だったこともあっただろうが、ひるまずボールを大事にしながら攻撃を仕掛ける。その成果は、65分時の支配率(山形が優勢)が示していた。

 対する名古屋は割り切ってしっかりと自陣に人をかけて守り、攻撃は67分に入ったシモビッチをめがけてのシンプルさも見られた。その流れのまま終盤に突入し、お互いシュートまで持ち込む場面は作れていたが、ゴールは生まれず。名古屋が本意ではない内容だったかもしれないが、しぶとく勝ち点3を奪った。

 

MVP:押谷 祐樹(名古屋)

 チーム最多のシュート3本(チームとしては7本)を放ち、先制ゴールをゲット。かつ、守備でもたびたびオーバーラップをかける茂木を下がりながらしっかりと見て、守備でも貢献。これが今季4度目のスタメンで、初のフル出場となったが、この日は文句なしに貢献度大のパフォーマンスだった。

 

MWP:渋谷 飛翔(名古屋)

 セーブ面ではきわどいシュートを防ぐなど、及第点のパフォーマンスを見せたが、ビルドアップ、キックの場面でたびたび不安定さを露見。チーム全体のビルドアップが山形に対して脅威とならなかった一因となってしまった感は否めない。楢崎からポジションを奪うには、楢崎との違いを見せなければいけない中、足下の研鑽も期待したい。