続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

17年Jリーグ観た記 其の36 J1 C大阪-清水

 今季リーグ戦、ホーム負けなしのC大阪。対して、リーグ戦9試合勝ちがない清水。下馬評はC大阪優勢となった1戦、勝利を奪ったのは。

 

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短評

 試合がまだ落ち着ききらない3分、スローインをチアゴ・アウベスが上手く受け、中へクロスを送るとチョン・テセがニアサイドでドンピシャヘダー。全く想像していなかった展開で清水がリードを奪う。

 その結果、試合は一気に「繋ぐC大阪、守る清水」という流れに。また、清水が前線からのプレスではなく自陣でブロックを作り、ほぼリアクションな守備を選択。結果、C大阪は最終ラインが比較的フリーでボールを持て、そこで時間を作れている間に前線の選手が、特に縦の出入り(山村や杉本が降りてくる、あるいは水沼や山口が前へ出て行く)で清水守備陣をかく乱しにかかる局面が良く見られた。

 狙い通り、C大阪は敵陣に侵入して清水守備陣にプレッシャーを与えるも、なかなかシュートまで持ち込めず。一方、清水はどうにかこうにかボールを奪った後は前線の3枚(チョン・テセ、チアゴ・アウベス、ミッチェル・デューク)にシンプルに預け、時折松原が絡んで攻撃を仕掛けるも、まさに単発。まとめると「ともにやろうとしたい攻撃は出来ているものの、フィニッシュまでの道筋はあまり見えず」という展開で前半は終了した。

 後半。C大阪は清武を投入し攻勢を強めにかかる。対して清水は、小林監督がハーフタイム明けのインタビューで「リアクションになりすぎている。奪った後落ち着いて一つ回せれば」と語り、少しでも奪った後の修正が入ってくるかと期待したが、前半と同様か、それ以上に単発な攻撃しか繰り出せず、試合の大きな流れは変わらず。

 前半終了時は4本-3本だったシュート数が、75分には12本-5本と大きな差がつき、C大阪ファンは恐らく「いつ同点ゴールとってくれるんだ?」と見ていたはず。しかし、清水ファンも「攻められないけど、守れている」と思っていたはずで、私もどちらかといえば「清水、守りきれるんじゃない?」と思って見ていた。

 試合はアディショナルタイム。エリア内でロングボールに対する競り合いが終わった後、村上主審は笛を吹きペナルティスポットを指差す。スローで見ると、松原の手にボールが当たっていて、それによりPKがC大阪に与えられた。これを清武が冷静に決め同点に追いつき、このまま試合終了。C大阪がホーム無敗をどうにか維持することとなった。

 

MVP:ミッチェル デューク(清水)

 この試合、清水の中では一番走り、一番スプリントし、セットプレーの守備でも高さを生かして守備面で大貢献。攻撃面でも回数は多くなかったが、カウンターからチャンスを創出していた。白崎が重傷を負ってしまったため今後スタメンとしての出番が増えていくと思うが、このパフォーマンスは小林監督を納得させたと思う。

 

MWP:杉本 健勇(C大阪

 シュート数6本は自身の今季最多タイ。41分には松田からのクロス、柿谷のコーナーキックから立て続けに決定機を得るも、ヘディングでのコントロールを仕切れずチャンスを逃し、前半のうちに同点にしきれなかった。自身が試合後に「見たら分かるように、最後のところで決め切れなかったのは個人的な問題」と語っていたのが全てか。もちろん、プレー内容は全く悪くないので、続けて欲しい。