続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

東京優駿

 さぁ、ダービーです。ダービーと有馬記念はやっぱりどうしても当てたいレース。今年はオッズ的には7頭立て。さて、先週から本命が4着病を発動させまくっているワタクシの予想はこちら。

 

◎ 12.リオンディーズ

○ 01.ディーマジェスティ

▲ 14.ヴァンキッシュラン

☆ 05.エアスピネル

△ 08.サトノダイヤモンド

× 10.スマートオーディン

× 02.マイネルハニー

 

 本命はリオンディーズ。キングカメハメハ産駒は過去3頭馬券圏内に好走しましたが(ローズキングダムベルシャザール、ドゥラメンテ)、いずれも母父サンデー系で、重馬場だったベルシャザール以外の2頭はノーザンファーム生産。また、ローズキングダムの母ローズバド、ドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴはいずれもオークスで連対していました。リオンディーズはノーザンファーム生産で、母シーザリオオークスを制覇していて該当。

 さらに、昨日の芝レースの傾向を探ると、直線で速い脚を使える戦績や血統でありながら、母系が欧州型でスタミナを補完しているようなタイプの馬がこぞって好走。例えば、アドマイヤムーン産駒が2頭好走しましたが母父はいずれもロベルト系とか、ディープ産駒が4頭好走しましたが、うち3頭はガリレオ、プラティニモンズーンとか、3代前までにサドラーズウェルズの血を持っていた馬が4頭好走したりとか。リオンディーズは父キングカメハメハ×母父スペシャルウィーク×母母父サドラーズウェルズと昨日の馬場傾向にドンピシャリ。デムーロJがどういう競馬をするかは分かりませんが、かかろうがかかるまいが好位抜け出しの横綱相撲を見せてくれれば納得はします。

 対抗、3番手はディープ産駒から。ディーマジェスティは母父ブライアンズタイム×母母父サドラーズウェルズ。例年のダービーの傾向からみるとちょっと重たすぎる感もありますが、前述のとおり今週(個人的には先週から)の血統傾向はそれがマイナスにはならないと思っているので問題なし。最内はさすがに乗り難しい部分がありますが、それでも1枠は近年のダービーにおける絶対的アドバンテージ。社台系ではない牧場から、そして、蛯名J悲願のダービー制覇というストーリーは見てみたいですね。

 ヴァンキッシュランは母父ガリレオ×母母父ペニカンプ。ディープ産駒はフレッシュなほうが走りやすく、4月以降で3戦目、しかも1ヶ月で2回目の東京遠征というローテーションはさすがに厳しい部分もありますが、それでも前走は圧巻の内容。過去32秒台の上がりを使ったこともあり、スピードの裏づけもある中での重厚な血統構成は、今の馬場なら魅力的以外の何物でもないかなと。

 押さえは4頭で、2着まであるのが☆と△。エアスピネルは父キングカメハメハ×母父サンデー×母母父ノーザンテースト。母エアメサイアオークス対馬で、こちらは社台ファーム生産。何とも勝ちきれない一族なので頭はないと思いますが、本質マイラー寄りな(だと思う)この馬にとっては、皐月賞ほどはスタミナを問われない展開になるであろう明日は十分勝負になる舞台かと。

 サトノダイヤモンドも同じ理屈。ディープにスピード寄りの母系で傾向からはそれますが、皐月賞より舞台が好転するのは間違いなし。その中で、ルメールJがどう乗るかは注目ですね。3着までの×は、後方一気ならスピード満点のダノンシャンティに欧州母系で共同通信杯以外崩れていないスマートオーディン、前残りなら2、3走前のパフォーマンスが上々で、息の抜きどころさえ間違いのない逃げを打てれば全く馬鹿にできないマイネルハニー。

 で、マカヒキは消しました。全姉のウリウリ、エンドレスノットはともに短距離馬にシフトしていき、血統もディープ×フレンチデピュティ×レインボウコーナーで、どちらかと言えばスタミナを感じきれず。レース内容もほぼ間違いなく後方から外を回すのが目に見えていて、では直線の上がり比べになるかと言うとそうはならないはず。であれば、消してみようと。さて、どちらに転ぶでしょうかこの決断。

 馬券は3連単オンリー。金額に強弱はつけますが。

3連単 ◎→○▲△☆→○▲△☆×

    ○▲→◎→○▲△☆×

    ○▲→○▲△☆→◎