続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

天皇賞・秋

◎ 04.トゥザグローリー
○ 11.トウケイヘイロー
▲ 07.ジャスタウェイ
△ 06.エイシンフラッシュ
△ 09.ジェンティルドンナ
× 01.コディーノ
× 08.ヒットザターゲット
× 03.ダイワファルコン
× 10.トーセンジョーダン


 東京都内は昨日の雨が嘘のような秋晴れに包まれ、11時現在で馬場はすでにやや重まで回復。1、2Rを見る限り内はすでに乾いており、進路として十分に使えるのかな?という印象です。また、1、2Rの3着内(6頭)の血統を見ると、

1R(芝1800m)
 1着 父フジキセキ×母父Distorted Humor
 2着 父フジキセキ×母父ボストンハーバー
 3着 父ダンスインザダーク×母父ブライアンズタイム


2R(芝1600m)
 1着 父キングカメハメハ×母父アグネスタキオン
 2着 父ハーツクライ×母父ジェイドロバリー
 3着 父キングヘイロー×母父フジキセキ

 という感じで、1Rはサンデー系×ダート血統のワンツースリー、2Rも芝リーディング上位の中ではダートの成績も高いキングカメハメハにキレの(かつ、晩年はダートでも成績を上げた)アグネスタキオンの組み合わせの馬が1着、2着がサンデー×ダート、3着もフジキセキと、「ダート寄りの芝」という印象を受けます。


 そこから本命はトゥザグローリー。父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスで血統的にはピッタリですし、トウケイヘイローが引っ張り、レッドスパーダが番手につく澱みのない展開が予想される中で、今回複数産駒を送り出している種牡馬の中では、ディープインパクトでもなく、ジャングルポケットでもなく、ダート要素もあるキングカメハメハ産駒が今年はやってくれるのではないか?という結論にたどり着きました。スタミナも有馬記念2年連続2着なので問題ありませんし、33秒台のキレを求められないであろうレース展開も好都合。前走長期休養明けを1つ叩いて上がり目は絶対にあるでしょうし、池添Jはこの秋スプリンターズSでカフェリュウジン、秋華賞でリラコサージュと2ケタ人気馬を3着に持ってきていて、もともとのキャラである「大舞台一発」が戻りつつある印象。この枠を利して、内で我慢して内にこだわって伸びてきてくれると信じます。それで前が詰まったら、それはしょうがない。
 対抗は上位3人気の中からと考えましたが、馬場がダート寄りとなれば、ゴールドヘイロー産駒のトウケイヘイローかなと。コーナー2つしかないコース形態がどうかは分かりませんが、変に溜めても仕方ないことは武豊Jが一番分かっているでしょうし、他馬のキレを削ぐ持続力の展開に持ち込んで粘り込み、を期待します。一発やるならジャスタウェイ。勝ち味に遅いタイプですがとにかく自分の競馬をするだけですし、父ハーツクライ×母父Wild Againという血統構成は、今日ここまでの傾向を見たらメンバー中最もバイアスに合致しています。コース取り一つで突き抜けがあっても驚きません。ジェンティルドンナエイシンフラッシュはもちろん消すとかできませんが、ここまで書いてきたとおり「持続、パワー>瞬発、キレ」という見立てにしたのであれば、4、5番手にするのが筋でしょう。あとはキングカメハメハ産駒のコディーノヒットザターゲット、このレースと相性抜群であるノーザンテーストの血を3代前までに持つダイワファルコン、トーセンジョーダン(ちなみに、トウケイヘイローもそう)まで。

複勝 04  単勝 07
馬連 04−06,07,09,11
3連複F 04−07,11−01,03,06,07,08,09,10,11
3連単F 04,07→04,07,11→01,03,06,07,08,09,10,11