続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

北九州記念

◎ 06.ローガンサファイア
○ 13.ニンジャ
▲ 11.ハノハノ


 小倉1200mは構造上、登りが1mもなく、自然に全体的な時計やテンのペースが上がりやすいコースであるためにクラスが上がれば上がるほど激流になりやすく、このレースもたびたび差し馬が穴を開ける結果が出ています。特に差し決着に必要な前走上がり3位以内、もしくは激流に対応するスタミナを必要とするために距離短縮馬がいい結果を出しており、血統的にもいい脚を持続させるダート寄りの構成の馬がよく激走しています。
 本命はローガンサファイア。前走のNHKマイルCは最下位に終わりましたが、それでも勝ち馬からは1秒2しか離されておらず、結果的には1ハロン長かったということでしょう。その前2走は連勝していますが、ともに上がり最速で、しかも坂のある阪神=前に行く馬がバテる中で差してきたわけで、今回も終いに脚が上がる差し決着となれば十分に伸びてこられるはず。血統的にも昨年の3着エピセアロームと同じダイワメジャー産駒で、今回唯一の距離短縮馬&50キロの軽ハンデを活かして何とか、に期待。対抗ニンジャは1分6秒台の高速決着を差して勝利した前走が好内容。血統的にもグラスワンダー×アドマイヤベガでスタミナ量は十分で、アドマイヤベガは(父としてですが)昇級即好走という馬を多く輩出した種牡馬。4人気は買われすぎですが、高評価したい1頭です。3番手ハノハノは差し決着となった前走バーデンバーデンCで番手追走から粘って2着。4走前には中山で1分7秒4という好タイムで勝利しているので時計決着にも対応できるでしょうし、アドマイヤコジーン×トニービンというグレイソヴリン系同士の配合でスタミナも十分。小倉実績もありますし、差し有利のレースとはいえ1頭は先行馬が残ってもいい馬場状態ですし、少なくともマイネルエテルネルとの比較で言えば過小評価されている1頭かと。ここから押さえは…と普通はなりますが、押さえたい馬が多すぎて点数ばかり多くなってしまうので、割り切ってこの3頭の馬連、ワイドボックスで勝負してみます。

馬連ボックス  06,11,13 各300円
ワイドボックス  06,11,13 各500円