続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

オークス

◎ 10.リラコサージュ
○ 13.エバーブラッサム
▲ 16.クロフネサプライズ
△ 05.デニムアンドルビー
△ 09.ローブティサージュ
△ 06.サクラプレジール
× 02.ブリュネット
× 04.アユサン
× 17.スイートサルサ


 昨日から今日の9Rにかけて、東京芝はとにかく前につけられる馬が断然有利。もちろん、差しが届いていないわけではありませんが、3コーナーで出走頭数の半分以下のポジショニング(オークスで言えば、18頭立てなので10番手以下)から馬券圏内に届く馬は、近3走で上がり2位以内、しかも34秒2以下というかなり早い脚を見せていた馬でなければ厳しい馬場状態という印象です。それは、3歳牝馬限定戦だったカーネーションC(500万下)でも当てはまり、1着馬は前走上がり33秒8、2着馬は2走前に上がり34秒1の脚でともにメンバー最速でしたし、3着馬はデビューから2戦連続逃げ、このレースも逃げ粘り。ここは強く意識せざるを得ません。
 血統的に見ると、1800m以上の5鞍に限ればヴァイスリージェント系、サドラーズウェルズ系、ロベルト系、レッドゴッド系が3頭以上馬券圏内に入っており、中でも今日はヴァイスリージェント系、ロベルト系が同じレースでまとめてくる結果も出ています。さらに、距離短縮馬が距離延長馬より優勢で、「時計は早いんだけど、血統面や実績でスタミナの証明が必要」という形にまとめていいのかな?と思います。


 それらを踏まえて、本命はリラコサージュ。未勝利勝ち上がりまで4戦を要し、勝ち上がったデビュー4戦目はダート戦。そして、いきなりの重賞挑戦となった前々走フラワーCでサクラプレジール、エバーブラッサムとタイム差なしの3着と激走という完全なスタミナ、パワー型。それだけでは重たくて…と思われがちですが、前走スイートピーSではテンの3ハロンを36秒8で入りながら上がりを34秒3でまとめるスピードの持続性を見せたことは大きな収穫。ブライアンズタイム×キングカメハメハという血統は今週のトレンドにピッタリ合致しますし(昨日、キングマンボ系が芝で穴馬複数出した)、3、4番手から早めに動いて長く脚を使えれば、今週の芝を味方にできるかなと。ぜひ、ピュアブリーゼに続いて柴田善Jには激走をお願いしたいです。
 対抗エバーブロッサムはディープインパクト×デインヒル。ディープ×ダンチヒ系はジェンティルドンナと同系配合で、ちょうど真ん中あたりでレースを進めて34秒0前後の脚を使えるのが強調材料。今年のフローラS上位馬はいずれも買いたいところですが、デニムアンドルビーがまだ大味な競馬しかできず、この馬場で外を回したら厳しいかな?と思った分こちらの方を上に取りました。単穴クロフネサプライズは逃げるかティアーモの番手につけると思いますが、どちらでも問題なし。今日の5Rで母父クロフネの2頭が800万馬券を演出するなど血統面でも推せますし、スタミナ型有利と見ている中で今回唯一の母父トニービンは熱いですね。
 押さえは強さを認めるデニムアンドルビー、今回唯一父か母父にサドラーズウェルズ系(シングスピール)を持ち、岩田Jの剛腕も助けにしてNHKマイルCのフラムドグロワール的な立ち回りができたら面白いローブティサージュ、母父ブライアンズタイムで折り合いの問題はなさそうなサクラプレジールまでが馬連の相手、ダイワメジャー×ジャイアンツコーズウェイでスピードの持続性が高く、フローラS同様イン差しにかけるブリュネット、桜花賞馬に敬意を払ってのアユサン、今回唯一33秒台の脚を使ったことがあり、このG1シリーズで絶好調の蛯名J跨るスイートサルサ3連単のヒモで。

複勝 10
馬連 10−13,16,05,09,06
3連複 10−13,16−02,04,05,06,09,13,16,17
3連単 13,16→10⇔02,04,05,06,09,13,16,17