続々々・メガネのつぶやき

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阪急杯

 高松宮記念へ向けてのステップレース、阪急杯です。過去の傾向を探ると…

1:内枠有利
2:距離短縮≧同距離>距離延長
3:父ノーザンダンサー系かマル外

 1は中山記念同様開幕週ということで内枠有利。しかも、過去5年の3着内15頭中11頭が3枠以内と極端な傾向が出ています。また、外枠から来たのは前につけられるローレルゲレイロマジンプロスパー阪神1400m巧者のサンカルロだけ。枠・脚質的には「内・前」で極端に絞った方がよさそうです。2は距離短縮馬が毎年必ず1頭は馬券になっており、ローブデコルテが6人気、ワンカラットフラガラッハが5人気と穴要素でもあります。3はワンカラットビービーガルダンのようにタイプとして時計のかかる1200mで好走している父ノーザンダンサー系が血統としては狙い目で、そういったタイプの多いマル外もよく走っています。これらを踏まえて、最終決断は以下のとおり。

◎ 05.ブライトライン
○ 03.ロードカナロア
▲ 01.サンカルロ
☆ 06.オリービン
△ 04.クィーンズバーン
△ 02.マジンプロスパー
△ 10.ミトラ

 本命はブライトラインフジキセキは1400m得意の種牡馬で、当コースでもランキング上位。母父はサドラーズウェルズ系のKing of Kingsでパワーが補完されており、血統的には◎。自身も3歳時に1400mのファルコンSで重賞勝ちがあり、前走東京新聞杯は見せ場のあった5着。最後前と脚色が同じになったところを見れば距離短縮は有り難い条件ですし、同舞台の阪神Cは外枠で折り合いを欠いた点を敗因とすれば、内枠に替わって折り合いがつけば終い伸びても。浜中Jにリベンジしてもらいましょう。
 対抗はロードカナロアで仕方ないでしょう。血統的にはマイルでも問題ないので1400mがダメだとは思いませんし、変に溜めに回って前が詰まる函館スプリントSのようなことがなければ勝ち負け必至でしょう。3番手サンカルロも今更何か言うことがない馬。最内でどう前を捌くか?というところだけ。穴で面白いのはオリービン。父ダイワメジャーは昨年の1400〜1500mで勝ち鞍1位で、先の東京開催でも1400mでバシバシ勝ち馬を出していました。母父がヌレイエフ系のZlzalでさらにパワーが増されていて、1200mはともかく1400mは十分守備範囲内でしょう。阪神でのオープン特別勝ちもありますし、前走の阪神カップは後ろからの競馬かつ折り合いを欠いたための惨敗で、スッと出てこの枠を活かせる競馬ができれば3着ぐらいあっても。あとは内枠で前に行けるクィーンズバーンマジンプロスパーと、4枠より外から1頭来るとすれば父シンボリクリスエスで1400m実績のある距離短縮馬ミトラを押さえておしまい。馬券は以下のとおり。シンプルに人気馬へ馬連、人気薄にワイドで。

馬連 05−01,02,03 各500円
ワイド 05−04,06,10 各500円