続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

シルクロードS

 新年1発目の短距離重賞。過去の傾向を探ると…

1:父サンデー系、父か母父ダンチヒニジンスキー
2:穴は距離短縮馬or近2走以内に上がり最速をマークしている

 1は過去5年の3着内15頭中、父サンデー系or父か母父ダンチヒ系or父か母父ニジンスキー系が10頭と多数を占め、中でも勝ちきっているのは父サンデー系(09年ファイン具レイン、10年アルティマトゥーレ、11年ジョーカプチーノ)、2、3着で穴を開けているのはダンチヒニジンスキー系(09年ステキシンスケクン、09年モルトグランデ、10年シンボリグラン、12年ケンブリッジエル(ニジンスキー×ニジンスキーで最低人気激走!))と分けられます。
 また、過去5年中4年で1400mからの距離短縮馬が1頭ずつ3着内に走っており、人気は6,4,14,16人気と激走しまくり。また、ジョーカプチーノモルトグランデは2走前に1400m以上を経験しており、どこかでスプリンターとしてはタフな競馬をしている馬が枯れて荒れてきたパワーのいる芝を利する結果も窺えます。さらに、昨年の勝ち馬ロードカナロアモルトグランデ、ファイングレインは近2走以内に上がり最速をマークしており、こちらも重視したい条件になりそう。これらを踏まえ、最終決断は以下のとおり。

◎ 07.ニシノビークイック
○ 13.エーシンホワイティ
▲ 05.サドンストーム
☆ 15.ルナキッズ
△ 06.スギノエンデバー
△ 10.アースソニック
△ 14.マジンプロスパー
△ 08.メイショウデイム

 本命はニシノビークイック。1200mは5戦して[3-1-0-1]と適性は十分で、前走は重賞初挑戦で1600mだったのでまったく度外視可能。2走前に最速ではないですが上がり2位で勝っていますし、父デュランダルはご存じサンデー系で、「凡走→自分の庭に戻って激走」というパターンをする産駒が目立つ種牡馬なので、平坦1200mで差しがハマりそうな馬場という条件に替わるここは激走のサインかなと。母父は冬の荒れ芝に強いパラダイスクリークですしね。対抗はエーシンホワイティ。近2走以内で上がり最速を使っているのがアフォード、スギノエンデバー、レジェトウショウ、この馬の4頭で、アフォードとレジェトウショウは過去5年1頭も3着内に来ていない中10週以上の馬なのでまず消し。残る2頭とも同じ父サクラバクシンオーですが、エーシンは母父サンデーでスギノは母父ブライアンズタイムとなれば、このレースで上に取るべきはエーシンの方でしょう。前走の敗戦は内有利の馬場に泣いただけで、今回巻き返す余地は大いにありますよ。3番手サドンストームは母父ダンチヒ系で、サンデー系以外が勝った2年はともに父ミスプロ系でしたが、この馬の父ストーミングホームミスプロ系(しかも、今年はこの1頭だけ)と血統的には文句のつけようなし。ここ2走は上り3、2位と安定して早い脚を使えていますし、普通に好走しそうな気も。この3頭は甲乙つけがたいところです。
 大穴候補としてはルナキッズ。父はサンデー系のダンスインザダークで、父母父にニジンスキーの血も持っています。また、2走前に1400mを経験しており、全5勝中3勝がダート、2勝が芝1400mと完全なパワータイプ。今回は54キロまで斤量が落ちましたが、08〜10年までは54キロの馬がかなり走っている相性のいい斤量。昨年のケンブリッジエルを期待するならこの馬かなと。あとは前走上がり1位のスギノエンデバー、何か一押しあれば3着内があってもいいアースソニック、前に行って残るならこのどちらかかな?と思うマジンプロスパーメイショウデイムまで。ダッシャーゴーゴーは中10週以上になるので、思い切って消しで。

馬連BOX 05,07,13 各400円
3連複F 05,07,13−05,07,13−05,06,07,08,10,13,14,15 各100円(計18点)