続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

根岸S

 先週の東海Sに続くフェブラリーSへのステップ的レース。過去の傾向を探ると…

1:前走5着以内
2:穴は距離短縮馬。特に前走先行している馬
3:とはいえ、ダート1400m実績は大事
4:血統的には芝1200〜1400mでもリーディング上位に入れる父

 1は過去5年の3着内15頭中14頭が該当(非該当は11年3着のダイショウジェットのみ)。しかも、11頭は前走1着馬。間隔は空いていてもいいですが、とにかく前走凡走からの巻き返しは難しいレースと言えます。そして、前走1着だった11頭中10頭は前走1200〜1400m。短距離できっちり結果を残している馬は人気に関わらずきっちり拾うべきでしょうね。
 一方、穴を出しているのは距離短縮馬。10年以外は1頭必ず距離短縮馬が3着内に入っていますが、その人気は1、4、10、5となかなか美味しい感じ。しかも、1人気で勝った08年ワイルドワンダー以外の3頭(09年フェラーリピサ、11年3着ダイショウジェット、12年テスタマッタ)は3コーナー5番手以内の先行競馬をしていました。また、2走前まで目を広げれば10年1着グロリアスノア、12年1着シルクフォーチュンも1600m以上で走っていて、距離短縮は1つ穴のポイントとして推せるでしょう。また、芝適性が問われやすい東京ダートらしく、血統的にはサクラバクシンオーフサイチコンコルドタイキシャトルシンボリクリスエスクロフネと芝1200〜1400mでリーディング上位20位以内に入るような種牡馬の産駒が毎年1頭来ていて、人気は09年から5、5、1、3、9とこちらも穴の狙いとして面白いかなと。これらを踏まえて、最終決断は以下のとおり。

◎ 05.ガンジス
○ 06.ストローハット
▲ 12.テスタマッタ
△ 14.ケイアイテンジン

 本命はガンジス。ダートは7戦して[4-2-1-0]と全く底を見せておらず、そのうち1400mに絞れば[4-1-0-0]とパーフェクト連対。前走1着と好調で2走前に武蔵野Sで1600m以上を経験し、父ネオユニヴァースは昨年の芝1400mリーディング11位と全くケチをつけるところはありません。矢作厩舎の東京遠征は非常に成績がいいですし、ここは1人気にきっちり応えてもらいたいなと。
 その分相手に穴目をチョイス。ストローハットユニコーンS勝ち馬なので東京ダート適性は○で、デビューから芝・ダート問わず1600m以上を使われ続けてきた中、前走初めて1400mを経験。追走もさほど苦にしておらず、前にいた馬で決着した中で差して5着なら及第点。父フジキセキは言わずと知れた芝・ダート兼用種牡馬で、ダート成績で言えば東京>阪神なのでコース替わりは間違いなくプラス。1400m2戦目でペース慣れも見込めますし、これだけ揃って6人気なら十分狙い目があるかと。テスタマッタは昨年5人気3着と走っていて、その後は地方の1600m以上を使われ続けて勝ちきれない競馬が続いていますが、むしろベストはペースが締まって差しがハマりやすい1400mぐらいだと思っていますし、エーピーインディ系(父Tapit)はとにかく昨年東京ダートでバカハマりした系統。馬格があって斤量泣きもしないでしょうし、8,9番人気はちょっと馬鹿にされすぎかと。ケイアイテンジンは前走突然差しに回り、結果として久々に好走。しかもまったく向かないと思っている中山での好走で、そんな前走より明らかに条件良化となるこの舞台でもう一丁があっても全く驚かないかなと。ご存じのとおり、生粋の1400m巧者ですしね。馬券は以下のとおり。3連系に手を広げると収まりがつかなくなりそうだったので、大人しく馬連、ワイドで。

馬連 05-06,12,14 各300円
ワイド 05-06,12,14 各700円