続々々・メガネのつぶやき

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日経新春杯

 真冬の伝統重賞、日経新春杯です。過去の傾向を探ると…

1:中3週以内、前走3着以内の好調馬
2:前走上がり2位以内
3:穴は53キロ以下の軽ハンデ馬

 1は中3週以内で当日3人気以内だった馬が過去5年で7頭中6頭3着以内と期待に応える傾向があり、穴馬でも中3週以内が多数。さらに、過去5年15頭中11頭が前走3着以内。きっちり間隔を詰めて使われ、しかも前走も好走している好調馬がそのアドバンテージを活かせるレースと言えるでしょう。2は単純に過去5年15頭中、前走上がり2位以内だった馬が半数以上の8頭、以下も毎年1頭は必ず連対しています。また、前走上がり2位以内で連対している6頭は当日3人気以内ばかり。こちらも該当する人気馬には無理に逆らうことはないのかなと。逆に穴要素は3。ここ2年は斤量56キロ以上の馬ばかりで決着していますが、その前3年は10年が12人気3着のレッドアゲート、09年が11人気1着のテイエムプリキュアと4人気3着のタガノエルシコ、08年が12人気3着のテイエムプリキュアはすべて斤量52キロ以下。54キロ前後で中途半端な人気になっている馬よりは、思い切って53キロ以下の馬を狙ってみても面白そうです。ここまでをまとめると、以下のとおりとなります。

1に該当(=中3週以内。太字はさらに前走3着以内)
 ホッコーガンバ、エナージバイオ、ナムラオウドウ、オールザットジャズ
2に該当(=前走上がり2位以内)
 ムスカテール、ロードオブザリング、ダコール
3に該当(=斤量53キロ以下)
 カポーティスター、カルドブレッサ、ホッコーガンバ、エナージバイオ、エキストラエンド、ナムラオウドウ


 以上を踏まえて、最終決断は以下のとおり。

◎ 08.ホッコーガンバ
○ 14.ダコール
▲ 11.エキストラエンド
△ 13.カフナ
× 06.サトノパンサー

 本命はホッコーガンバ。まず、今年の3人気以内を争うであろうムスカテール、ダコール、トウカイパラダイス、カフナの4頭がいずれも中4週以上で本命には取れず。となれば、上にあげた3つの条件のうち、中2週で前走3着、かつ52キロ以内と複数の条件を満たしており、メイショウウズシオさえ制することが出来れば単騎の逃げ(=テイエムプリキュア)を期待できるホッコーガンバから勝負でしょう。父ゼンノロブロイは昨年もマカニビスティーで大穴を演出していますし、母系にNijinskyハンターコム、ガーサントなどスタミナの血も入っているので血統的にも面白いのかなと。
 対抗ダコール、単穴エクストラエンド、4番手カフナ、5番手サトノパンサーは父がそれぞれディープ、ディープ、キンカメ、キンカメ。ディープとキンカメはどの競馬場でも走る種牡馬ですけど京都2400mは特に大好物の舞台で、2頭合わせて昨年のこの条件の4割近くを勝利。当然連対、複勝圏内と枠を広げればもっと率が高くなるわけで、単純に4頭いれば1頭はしっかり走ってくれるだろうという安易なところで(笑) 馬券は以下のとおり。手を広げようと思えば他に買いたい馬はいますし、果てしなく広くなってしまうメンバー構成なので、欲張らずワイド1本で。

ワイド 08−11,14 各1,000円  08−06,13 各500円