続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

未来の「8番」を見た

 トップについては…またそのうちまとめるとして(正直気が向かないけど)、今日はU−18の試合を見に行ってきました。と言っても、11時から行われたプリンスリーグ関東、対山梨学院大学付属高校戦ではなく(完全に寝坊)、15時から行われた地区トップリーグU−18、対関東第一高校戦の方。この地区トップリーグ参加についてはこちらをご参照いただければと思いますが、公式戦で経験を積み重ねて力をつけよう!という意義の下、今年から参加することになったようです。ちなみに東京都の場合、プレミアリーグEASTを1部リーグとするならば、

1部:プレミアリーグEAST
2部:プリンスリーグ関東1部
3部:プリンスリーグ関東2部
4部:高円宮杯U−18サッカーリーグ2012 東京1部(通称「T1リーグ」)
5部:高円宮杯U−18サッカーリーグ2012 東京2部(通称「T2リーグ」)
6部:高円宮杯U−18サッカーリーグ2012 東京3部(通称「T3リーグ」)
7部:地区トップリーグ
8部:各地区リーグ

 という具合にどえらいデカいピラミッド構造となっており、地区トップリーグは7部。参加チームはこちらのサイトをご覧いただければと思いますが、上位リーグに所属する高校のBチームがあればAチームの高校があり、はたまたクラブチームもあり、なかなか面白い顔ぶれとなっております。さて、東京はここまで國學院久我山B、学習院高校相手に連勝スタートし、今日が3試合目。ただ、東京のオフィシャル的には「練習試合」扱いなのでスコアと得点者しか分からず、しかしプリンスリーグの出場を虎視眈々と狙う選手たちのプレーが見られることもあって気になっていたところ。それもあって、Aチームの試合はパスしてまで見に行ったというのもありますかね。


 まずはスタメンから。関東一高は選手名が分からないので、東京だけですいません。




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 試合の概要としては、お互いがDFラインからしっかりとビルドアップを試み、しっかり中で作ってからさあどうしましょう、という手の見せ合い。その中で、序盤はお互いパスが少しずれたり、相手を外してもらう動きが足りなかったりで今一つリズムが生まれなかったり、33蓮川が目の辺りを痛めたような感じで早々に下がり、2武井が右SHに入って38渡辺がトップ下に入るようなポジション修正もあって落ち着かなかったりという印象もありましたが、東京が長いボールも織り交ぜながらじわじわと主導権を握り、27高橋のゴールなどで前半は2−0で折り返し。後半は再び27高橋のゴールで3−0となったところで勝負あったか?と思いきや、関東一がアンカーの60番がリズムよくボールを引き受けて散らすことができたり、22番が巧みなドリブルで東京守備陣を苦しめたりなどリバウンド。その流れの中でセットプレーで1点を返し、直後のキックオフからの攻撃で東京があまりにもあっさりとボールを渡したところでいよいよこの時間帯は関東一のものだな…と思っていたその数分後、いい奪い方からのスルーパスを7金がしっかりと決めて4−1。さすがにこの1点は効いた感じで、残りの時間帯は東京が上手くゲームをコントロールしながら決定的なチャンスを3、4回作り、うち1つを金が再び決めて5−1。このまま終了と相成りました。まあ、正直実力差は小さくなかったと思いますが−例えばプレッシングの圧力だったり、細かいところでのプレー精度やアイデアの部分−、それでもしっかりそれをスコアに反映させたことは評価していいのかなと思います。
 で、今日のメインは「チーム」がどうこうというよりは、普段あまり見る機会がない「個人」について。そういう目線で見て、何人か気になった選手がいたので触れてみたいなと。まずは16大野。オフィシャルの紹介ページにも「フィードを得意とし、チャンスにも絡む」という記載がありますが、実際に今U−18に所属しているGK4人の中では足下の上手さが断トツ。時折ホ〜ムラ〜ンというキックがないわけではありませんが、しかし中距離で味方の足下にピタリと合うフィードがあり、キャッチングからのドロップキック(一度ボールを地面に弾ませ、その浮き上がりを叩く蹴り方)も見応え抜群。さらに、ビルドアップの段階で自分のところにボールが戻ってきた際の佇まいがあまりにも堂々としていて、こちらとすれば「そのバックパスあぶねぇ!」というボールでも、「心配ないさー」ってなもんで。相手のチャンスが単発で、やや集中力を保つのが難しいシチュエーションだったとは思いますが、(1失点はさておき)2、3度あった危ないシーンをしっかりと防いできっちりお仕事。個人的には16馬場との差はほぼないと思っていて、いつAチームの試合でその姿を見ることがあっても不思議ないかなと。
 続いて27高橋。おそらく所見だったと思うんですが、まず目についたのがフリーランニングとポジショニングで仕事ができる点。相手にとっては捕まえづらい、しかし、味方にとってはパスを出しやすい「ちょうどいい」ポジションを取れていたシーンが1度や2度ではなく、2点とも直前の味方のパスがまぁ〜柔らかかったのなんの。もちろんボールを持って仕掛けることもできていましたが、Aチームは左に不動のボールホルダー(オン・ザ・ボールで勝負する)10二瓶がいて、その逆サイドに位置する選手は二瓶のドリブルからのスルーパスを受けるとか、二瓶に相手が寄せられたところで生まれるスペースを使えるタイプにいてほしいという個人的希望がある中、20伊藤、6小泉らと比較しても伍してポジション争いできると思いますし、もっとプレッシャーが激しい中でどれだけできるのかを見てみたいなぁと思いましたね。
 そして、一番目についたのが25高田。U−15むさし時代は主にCBとしてプレーしており、登録はもちろんDF。ただ、CBとしてプレーする高田をほぼ見たことがないこと(多分昨夏に群馬で1回見ただけ)がよかったのか何なのか、私は「ボランチでこそなんじゃね?」と15分ぐらいで思ってしまいました。相手のプレッシャーがあまり強くなかったことはありましたが、前半からビルドアップ時にうまくフリーで受けられるポジションを取ることができていて、受けたらしっかりと前を向く意識も好印象。そこからしっかりと縦パスを入れられる技術があり、けれど無理せず散らして相手を広げさせることもできる横パスの判断もあり、出した後もそこで終わるのではなく、縦パスを出してボールが上手く展開されればゴール前まで入っていけるし、横パスを出した後は再度受けられる、あるいは高めのポジションを取ることが多かった佐々木とのバランスをしっかり見てのポジションの取り直しができるのもグッド。で、攻撃だけではなく本職(?)の守備でもこまめに首を振って周りの状況を把握し、人につくところとスペースを埋めるところの判断はほぼパーフェクト。先ほど関東一の22番が効いていたと書きましたが、後半どっかの時間からある程度22番に長い距離でも引っ付いてプレッシャーを与えることを高田が始めた途端、22番の存在感が希薄になったと思ったのは私だけじゃないはず(ホント?)ですし、CBが同じようにFWが下りる動きについていった際にスムーズに自分がポジションを落としてそのスペースを埋める、って動きも気が利いていていいよいいよ〜、ってなもんで。褒めすぎだろ!と思われる方もいると思いますが、私にはそれぐらいこの試合の高田は光って見えたんです。今年8番は野沢が付けていて、歴代ボランチの選手が8番を付けるのが定例となっているようですが、個人的には同じ8番でも今年の野沢のようなタイプではなく、昨年の山口や09年の年森のようなタイプが「東京U−18の8番」というイメージがありまして。その目線で言えば、今日の高田には2年後「8番」を背負っていてほしい、間違いなく背負っているだろ!と言い切りたいぐらい、明るい未来を感じました。試せるのであれば、ダブルボランチに17川上と高田、右に高橋左に二瓶、そして、昨年終盤に夢を見させてくれた「トップ下」野沢と1トップ14岩田という組み合わせが見たくてたまらないな〜、という希望を書いて閉めさせていただきます。


P.S 本当は金「クリスティアーノ」睦燦がサイドで躍動してくれればもっと嬉しいんですけど、FWで使われた今日は(良くも悪くも)省エネ過ぎて、評価対象外なり(苦笑)