続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

目で見ずに、耳で聞かずに、文字情報だけでかます妄想

 先日こんな妄想をぶっ放したばかりですが、一昨日となる1月28日に始動日を向かえ、いろいろな情報が飛び込んできました。それらを元に、いくつか思いついた目線でまた妄想をかましてみようかと思います。お茶や珈琲でも飲みながら、ゆるーくお付き合いいただければ。


 今季のチームスローガンは「C・O・A Football」だそうで。Collectiveはいかにもポポヴィッチさんが好きそうな言葉だし、Offenciveに戦うことは火を見るより明らか。その上で、Attractiveなチームになる。うん、いいと思います!


 続いてチーム編成。こちらのとおりですが、まずスタッフでパッと目に入ったのが分析担当とフィジオセラピストの文字。分析担当の近藤大輔さんは、06年から昨年まで普及部コーチとして主にスクールでの指導をされていたようですが、コーチ陣のページにも書いてあるとおり、大学院時代にJFAの指導者養成に携わった経験があり、32歳にしてすでにJFA公認B級ライセンス、JFA公認キッズリーダーインストラクターを取得しているとのこと。また、韓国語通訳として加入した安竜鎮さんも昨季は湘南にて通訳兼分析を担っており、今季東京でも恐らく分析に加わってくるのではないかと思います。今季はACLに出場することとなり、3〜5月の3ヶ月間で20試合近くをこなさなければいけないスケジュールとなりました。つまりは、試合と試合の合間の大半をダウントレーニングやフィジカル調整に充てざるを得ない状況となり、相手チームのスカウティングについてはこれまで以上に緻密に行い、その結果をいかにピンポイントかつ手短にチームに落としこめるかが1つの勝負となってくるはず。また、ポポヴィッチ監督は相手に合わせるのを嫌うタイプだと聞きますが、だからと言って相手を知らずに立ち向かうのは、現代のサッカー界においては無謀の一言。さらに、昨年度は事前のスカウティングが全く役に立たないほどの奇策をかまされることが1度や2度ではなかったと聞きますが、J1やACLでそこを心配する必要はないはず。この3点から、分析部門を強化するためのこの2名の招聘については、個人的には大歓迎の一言です。
 そして、フィジオセラピスト。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、日本に訳すと「理学療法士」。これなら聞いたことある方も多いかと。で、「フィジカルコーチとトレーナーとフィジオセラピストって、何が違うの?」という疑問をふと思った方もいるはず。別に私もこの手の専門家ではないですし、何を知っているというわけではありませんが、そんな私なりにこの職種の違いをここで書いてみます。間違っていたらズバズバ指摘してください。まず、大別すると「フィジカルコーチ」「トレーナー、フィジオセラピスト」で分けられます。フィジカルコーチは筋力やスタミナ等々の物理的な側面を鍛えることを専門とする役職で、トレーナーやフィジオセラピストは様々な手法を用いて怪我の予防や回復を試みるメディカルな側面を専門とする役職となります。家で例えれば、フィジカルコーチは土台や骨組み、外壁や屋根などをこしらえる大工さん、トレーナーやフィジオセラピストはそれらを修繕・維持管理する内装業者さんといったところでしょうか。まあ、ここまではお前なんぞに言われなくても分かるわ!というところ。問題はトレーナーとフィジオセラピストの違い。これについては土日でそれなりに調べてみましたが、「単なる呼び名の違い(理学療法士の資格を持っていればフィジオセラピスト、鍼灸マッサージ師等の資格や日本体育協会等の公認資格であるアスレティックトレーナーであればトレーナー)であって、担うべき職務に大きな差異はない」と書いてあるサイトがあったかと思えば、「担うべき職務に大きな差異はなくとも、(アスレティック)トレーナーとフィジオセラピストはイコールではない」と主張している方もいて、現在の日本においての立ち位置を一言で説明するのはかなり難しいという結論にたどり着かざるを得ませんでした(苦笑) その中でもあえて、あくまで個人的に役割の違いをつけるとすれば、トレーナーはマッサージや鍼灸、テーピングやアイシングにストッレチングなどの直接的なアプローチにより怪我の防止を主に担う、一方のフィジオセラピストは医学や生理学の見地に基づくリハビリ、リカバリートレーニングメニューの作成やフィジカルコーチへの助言など、回復を主に担うという感じでしょうか。では、あえてフィジオセラピストとして役職を設けて竹中さんを招聘した理由は何だろう?と考えると、分析担当と同じくACLによる過密日程への対応と考えるのがスムーズでしょう。特にリカバリー面においてどういうメニューを組めるかは勝負の1つ。どんなに素晴らしい力を持っている選手でも、疲労によるパフォーマンス減があっては宝の持ち腐れですから。まあ、仮に普段のトレーニングを継続して見たとしても、役割の違いを感じられるかはわかりません。私たちの見えないところで役割を分けている可能性もあります。とはいえ、クラブ(あるいはポポヴィッチ監督)の意図がしっかりと伝わってくるスタッフ配置であることは間違いなく、J1とACLの二兎を共に追いかける意気込みだと受け取りました。


 続いて選手編成。背番号は開いているところを新加入選手がそのまま埋めた感じで、8番にはあっさりアーリアが収まりました(苦笑) まあそれはともかく、本日発売のエルゴラッソに掲載された立石強化部長のインタビューはとても読み応えがあり、今季の意図が透けて見えたのでそこからいくつか。
 補強選手の決定については監督主導ではなく、強化部から監督にリストを提示しながら相談して決定したとのこと。ポポヴィッチ監督も基本的には肯定から入り、今季に関してはクラブから与えられた中でしっかりやっていくということになっているようです。で、現在所属選手が33名いますが、立石さん曰くまだA契約枠(原則25名までだが、ACLに出場するチームは特例で27名まで)を使い切っていないとのこと。外国人枠も1つ残っており、この枠を埋めるかどうかは予算やキャンプの内容を基に考えていきたいと書いていました。理想は監督、強化部ともにこの33人が一人も抜けず、一人も取らずにシーズンを終えることだそうです。
 補強の狙いは「今のFC東京が持っていないモノ、持っていないタレント」「ポポヴィッチ監督の下でさらに成長するはずだと思えた若手」だそうで、補強のポイントは「左利き」と「ポゼッションの先の部分」とのこと。なるほど加賀以外全員が25歳以下で、前所属でしっかりと出番を得ていた選手ばかり。フリートランスファーも多く予算的にもクリアできた様子ですし。それで、左利きは河野、太田、丸山、大竹の4人を一気に獲得(大竹はレンタルバック)。このブログでも何度か書きましたが、左CBと左SBは左利きで!がポリシーである私にとって太田、丸山の加入は本当に素晴らしい出来事で、丸山については立石さんがインタビュー内で「東京が持っていないモノ」の例えとして挙げ、記者の「(今野の代役は)加賀とチャン・ヒョンスを考えているのですか?」という問いにわざわざ「あとは丸山もです」と付け足すほど期待している様子が伺え、なんだか夢が膨らむ一方。なんなら背番号16のレプリカ買っちゃおうかなってぐらい(笑)
 で、ちょっと話が逸れますが、加賀が指導日に受けた取材において「自分はスピードを特長にしているがビルドアップはあまり得意ではないので、そこは違う形になると思う」とコメントしていました。でも正直言って、CBからのビルドアップが現代ポゼッションサッカーの肝であり、おそらくはポポヴィッチ監督もそこを大事にすると考えられる以上、このコメントは不安以上の何物でもなくて(苦笑)。そのマイナスを補うというか、そのデメリットを凌駕するだけのメリット(本人曰くスピードとボールを奪い切れるところ)が示せるのなら目をつぶっても…と言えなくもないですし、まずはポポヴィッチ監督もトライさせるとは思いますが、もしお眼鏡に適わないとなると、丸山やチャンにもグッとチャンスが巡ってくるのかなと。話を戻して、河野はドリブルとテクニックがあり、渡邉、林、レンタルバックの重松は「ポゼッションの先」を期待されての、アーリアは中盤の構成力アップとユーティリティさを買われての獲得だそうですが、先にあげた狙いとポイントにしっかりと適った説得力のある補強であることは、この言葉を読めば誰もが納得してくれるのかなと。某雑誌ではボランチとCBの層の薄さを挙げて成果をCだかDにしていましたが、それはさすがに辛すぎでしょう。


 シーズン前は、こうやっていろいろ考えられるのが面白いところ。これ以上は実際に練習を見ないと何とも言えないところがありますが、ポポヴィッチ監督の練習メニューは?とか、篠田、長嶋両コーチの役割分担はどうなんだ?とか、基本となるフォーメーションは?とか、みればさらに妄想が膨らむはず。キャンプなどが入ってしまっていつ見れるかはわかりませんが、できればシーズン前に一度行きたいなと。狙いは…2月最後の週末か?