続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

天皇賞・秋

◎ 04.エイシンフラッシュ
○ 11.ローズキングダム
▲ 07.ダークシャドウ
△ 05.ブエナビスタ
△ 08.ペルーサ
△ 02.ダノンヨーヨー
△ 18.アーネストリー


 先週までの東京競馬場はスタミナ型サンデーやグレイソヴリン系など純粋に芝っぽいスタミナの要素を問われる馬場でしたが、昨日の勝ち馬父名を挙げると、スウェプトオーバーボード、メイショウボーラークロフネ(以上1400m)、ブライアンズタイムフジキセキ(以上1600m)、シンボリクリスエススペシャルウィーク(以上2000m)と一転してダート色が色濃い結果となりました。スペシャルウィーク産駒も母父Storm Catでしたし、2000mに至ってはシンボリクリスエス産駒が3頭馬券になり、タイムパラドックス×ジェニュインという血統の馬も走ってしまうんですから、相当なレベルにあるなぁと。また、(これは大嫌いなんですが)「G1仕様」の高速馬場という印象に変わり、昨日のメイン(準オープン・マイル戦)勝ち馬は1分33秒0、上がり33秒2。10Rも1400m戦としては珍しい上がり33秒台を繰り出した馬のワンツーとなり、早い上がりを使える上に、それを持続させられる「ダート的要素」が必要となる馬場と言っていいでしょう。
 本命はエイシンフラッシュ。キングマンボ系は昨日のような高速馬場・長い直線・道中でタメを作れそうな展開(シルポートが離し逃げをするとは考えづらい)が大好物。この馬に関してもダービーを取り上げれば、他に言葉はいらないでしょう。今年の3戦は向かない重い芝でともに3着と頑張り、天皇賞・春も出入りが激しい展開の中、外から勝ちに行っての2着なので勝ちは十分。実は、この馬をここまで1回も本命にしたことが…どころか最高で▲評価までだったので結構食い込まれてやられてきたんですが、それをここで一気に返していただければ。対抗ローズキングダムも父キングカメハメハなのでキングマンボ系で、エイシンフラッシュが勝ったダービーで2着。こちらも生粋の軽い芝巧者で、宝塚記念ちょい負けまで一緒。エイシンが来るなら一緒に来るでしょう。ローズが外枠な分だけエイシンを上にとった、という感じです。
 そこに割ってはいるならダークシャドウかなと。東京5戦5勝で2000mに絞っても3戦3勝。上がりも雨で渋ったエプソムC以外は全て33秒台。堀厩舎も今年G1で馬券を外していないらしく、母父にダート要素を持っているのも○。インコースも回ってこれる器用さがあるのでこの馬場でも走れるはずで、不安なのは立場的にチャレンジャーなのに2番人気と買われすぎていることぐらいかなと。あとは△4頭を3着候補で押さえてお終い。ブエナビスタは大崩れこそないでしょうけど、実は上がり33秒台の勝負になると取りこぼしが目立つので頭はないかなと。アーネストリーもこの枠はさすがに厳しいでしょう。ペルーサは血統だけで言えば一番買いたい馬。さすがにいきなり休み明けで通用するかは疑問ですし、差してくるにしても外を回すしかないタイプなので押さえまでですが、怖いのは怖い。ダノンヨーヨーは前走がだらしなさ過ぎましたが、ダンス×ダートという血統は推せる材料。ツルマルボーイ的なイメージで。


 買い目 3連単F 04,07,11→04,07,11→02,04,05,07,08,11,18 各100円(30点)