続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

新潟2歳S

1着 … 10.モンストール
2着 ◎ 11.ジャスタウェイ
3着 ▲ 14.クイーンアルタミラ

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8着 △ 06.アドマイヤリリーフ
11着 ○ 04.ダンスインザマミー


 テンの600mが36秒0、1000m通過が60秒7というややのんびりとしたペースで進み、ラスト3ハロンが11秒3−10秒2−11秒6で33秒1という、いかにも新潟外回りのマイル戦だなぁという展開の中、上位陣は軒並み4コーナー9番手以下の差し競馬になりました。その中で、勝ったモンストールは4コーナー9番手と比較的前に位置しながら32秒7という2位の上がりを使って後続を退けました。新馬戦は新潟1400mを先行して押し切ったレースで、父アドマイヤマックス×母父デヒアという血統からも、非根幹から根幹への距離延長はどうなん?と思って消したわけですけど(元々ジャスタウェイからいったので、4番人気では買えませんでしたが)、これは強い競馬でした。このあとは、小回りや重い芝に対応できるかの見定めが鍵になるかと。
 断然人気のジャスタウェイは2着止まり。道中やや行きたがる素振りを見せていて、それがどう影響するかと見ていましたが、それが大きなロスにはならず、単純に自分より前にいる馬にほぼ同じ上がりを使われただけで悲観する内容ではなかったかなと。まあ、須貝師からすれば、東西ともに1人気2着、しかも差し届かずという競馬でかなり臍を噛む思いだと思いますが。元々新馬戦後に福永Jから「これで一息入れてもいい」というコメントがあったので、このあとは休んでおそらくデイリー杯2歳Sあたりを目指すと思いますが、外回りマイルなら大崩れはないでしょう。こちらも父ハーツクライだけに小回りに対応できるかがポイントかと。3着クイーンアルタミラは4コーナー16番手からの追い込み。新馬戦の際にも溜めて脚を使えるところは見せていたので、この乗り方でこの結果は納得。とはいえ、初戦は小回りで急坂、2戦は広いコースで平坦という真逆の条件をともに好走したのは収穫で、ここ2戦と血統を見る限り、レース内容と比例してガッと人気が出るタイプではないと思うので、この後も馬券的にいいお付き合いができそう。8着アドマイヤリリーフ、11着ダンスインザマミーは力負けということで。
 その他注目は4着ダローネガ。新馬戦で勝った相手が小倉2歳Sを制したエピセアロームだったので、人気になりこれぐらい走っても当然と言えば当然かもしれませんが、それでも最初にも書いたとおり差し馬が上位に名を連ねる中、唯一番手追走から掲示板を確保した点は評価していいかと。父ダイワメジャー×母父ホワイトマズル×母母父キタノカチドキというパワーにあふれた血統構成で、しかも先行して最後までしっかり脚を使える競馬を2戦とも見せたので、ここまでデビューした組に限れば、もっとも中山マイルで力を発揮しそう=朝日杯FS最有力候補としておきます。


 購入 馬連、ワイド 11−04,06,14 馬200円、ワ500円
 結果 的中!(ワイド 11−14 500円×12.4倍)
 収支 +4,100円