続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

京都3R 3歳未勝利

◎ 09.レンヌルシャトー
○ 10.エーシンリボルバー
▲ 14.ロードエスティーム
△ 08.メイショウゴモン
× 02,04


 明日の出走馬をザクッと眺めていたら、面白そうなレースがあったので1つ。重賞もないので、その代わり的な。血統をかじり、それをファーストチョイスとして予想している人間にとって、「未勝利戦での芝→ダート替わり(しかも初)」というのはメインターゲットとしてもいいジャンル。特に、父がどちらかと言えば芝向きだと思われている場合、この芝→ダート替わりが歓迎されずオッズが高くなることもままあります。それが期待できるのがこのレースかなと。
 本命のレンヌルシャトーは父アグネスタキオン。ここまで芝で5戦して最高は新馬戦の6着とイマイチな状況でのダート。一見すれば買いづらいことこの上ないわけですけど、しかし2走前はウルル、コアレスシルバー、サクラアドニスといった未勝利戦にしては濃いメンバーが上位に名を連ねるレースで、直線でやや前が壁になって追いづらいシーンがあった中メンバー2位の上がりを使って追い込んでの10着と、字面の数字よりはいいレースができています。で、ダート替わりで狙いたい理由ですが、まず母系が母父Bob Back×母母父Top Sider(デュラブウイングアローの父)とダート色が強い点。実はこの馬レン2の仔、つまりレンドフェリーチェやレインダンスの下にあたるんですが、上にはサンデー(系)をつけてもダートで走ったアサクササイレンやグラスブラストがいるように、潜在的にはダートも走れる血統なんですよね。
 続けて、アグネスタキオンは皆さんご存知芝のリーディングサイアーですが、しかしここ1、2年はダートでの穴血統としてもじんわり存在感を見せており、実際に先週もラプリメーラが全く同じ条件で6人気2着と走っている点。芝で一時代を築いた種牡馬が晩年ダート種牡馬になることはままありまして、まあアグネスタキオンがそこまではっきりとそう言えるわけではありませんが、その傾向があることは覚えておいていいかと。
 最後が、鞍上国分優作。去年3勝に終わったのを受け、国枝厩舎を(円満に)飛び出し、フリーとして今年は栗東所属になっていますが、これがピタリと嵌って今年はすでに24勝。しかも、頑なに京都・阪神開催にこだわっての成績(文字通り、それ以外の競馬場での騎乗はゼロ!)だけに、価値があると言っていいでしょう。で、狙い目はずばりダート。何せ、24勝の内訳は芝2勝、ダート22勝ですからね。さらに、1600m以上と以下で分けると、乗り鞍は20ちょっとしか変わらないのに、勝ち星は1600m以下が18勝、1600m以上が4勝とこれまたはっきり差が出ています。中でも京都1400mは<6-2-1-28>、単回収率990%、複回収率170%とずば抜けた数字を残しています。これだけ条件が揃っていて7番人気、これは買わずにいられないというわけです。気合入りすぎ?W
 相手は「まだ真剣に走っていない」(小牧J)中で前走2着と好走したエーシンリボルバー、惨敗からの巻き返し&ロックオブジブラルタルの距離激変(400m以上)が穴臭さを漂わせているロードエスティーム、前走のレース振り+兄メイショウカンパクの戦績から距離短縮がプラスに出そうなメイショウゴモンまで。人気の×2頭デザートオアシス、ペガサスプリンスは3連複のヒモで。


 買い目 ワイド 09−08,10,14 各300円
       3連複1頭軸 09−02,04,08,10,14 各100円