続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

阪神11R 桜花賞

◎ 02.デルマドゥルガー
○ 17.トレンドハンター
▲ 06.ハブルバブル
△ 13.ライステラス
△ 16.ホエールキャプチャ
△ 08.マルセリーナ
△ 04.ダンスファンタジア


 牡馬・牝馬問わず、現3歳世代で群を抜いていたレーヴディソールが無念の骨折リタイアで見た目混戦となった桜花賞。ブログ再開1発目のG1、何とか当てたいものでございます。

 今年はアネモネSが施行されず、フラワーCも阪神に移設されて行われたことで、前走阪神という馬が18頭中14頭を占め、18頭中17頭が阪神コース経験ありという多分今後2度とないローテーションを各馬が紡いでくる形となりましたが、私は本命を唯一の阪神コース未経験馬、デルマドゥルガーとしました。未勝利脱出まで6戦を要しましたが、その未勝利勝ちが中山マイル戦で、その後は1400m戦でスピードを要求されたサフラン賞7着を除けば、中山マイルのひいらぎ賞2着→格上挑戦となったジュニアカップ1着→重賞初挑戦のクイーンC3着と着実に歩を進めてきています。戦ってきた相手も、未勝利勝ち時の4着がフラワーC3着のマヒナ、ひいらぎ賞勝ち馬がフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタス、クイーンC勝ち馬がホエールキャプチャと決して軽いメンバーではないのでここに入っても見劣りすることはないでしょう。
 その前走クイーンCも、スタート後ややついていけずポジションを中団に下げ、しかしペースが緩んだことでやや行きたがる面を見せるチグハグな道中。そして直線も、取りたい進路を2度塞がれる形となり、終えたのは正味1ハロンだけでしたが、その1ハロンだけで6頭を抜いて3着まで来た点は見逃してはいけないでしょうし、ここでフレンチカクタスを逆転している点もいい感じ。血統面からも、昨日のマイル戦2レース(ともに3歳限定戦)の3着内6頭中4頭が父サンデー系×母父米国ダート血統という構成で、ニュージーランドTは1、2着が母父ミスプロ系でしたが、この馬はリンカーン×ジェイドロバリーとドンピシャリ。馬場も雨の影響が残っていた前半は外伸びの傾向に変わったか?と思わせましたが、結局乾いた午後は内(枠)が有利な競馬となっていたので、2番枠は絶好でしょう。唯一の懸念は、勝ち時計が1分34秒台前半、上がりが33秒台後半から34秒台前半を必要とする可能性が高い点ですが、それを絶対に出せない!というほど脚の速さに限界があるタイプとは思っていないので、そこで負けたらしゃーないな、というスタンスで行きます。

 対抗、3番手はどの前哨戦を評価するか?という目線から考えて、フラワーC1、2着馬のトレンドハンターハブルバブルとしました。トレンドハンターは前走が初芝でいきなり重賞という決して好ましいローテーションではありませんでしたが、好スタートから道中はじっくり脚を溜め、3コーナー中間あたりで大外に持ち出され進出を開始するとあっという間に先頭集団に追いつき、直線も早め先頭から後続を力で押さえきる非常に強い内容で勝利を飾りました。レベル的にレーヴディソールチューリップ賞に匹敵…というと言い過ぎかもしれませんが、しかし他のトライアルとは一線を画していい見た目のインパクトがあり、それでいて前走非(阪神での)トライアルレース組の3等に人気で先着を許しているというのは、個人的にはとても美味しいオッズ構成。前走を参考にするのなら、この馬にとっては外枠は全く問題ないでしょうし、マンハッタンカフェ×ブライアンズタイムという血統も、昨日の傾向から見れば十分ストライクゾーン。昨日4勝2着2回とノリにノっていた岩田Jがどう乗るのか、楽しみな1頭です。
 そして、ハブルバブル。新馬戦を勝った時には「遅れてきたクラシック候補!」と囃し立てられ、2走目も当然1人気であっさり…かと思われたところでの4着。しかし、距離短縮、外回り→内回り、高めのテンション、ゲート出ず→挽回しようとして追いかけて消耗とマイナスがこれでもかと出た内容だったのでそれほど気にする必要はなかったというのが個人的な印象で、実際連闘で挑んだ前走は、トレンドハンターにこそ(若干前をカットされるシーンもありつつ)力で捻じ伏せられましたが、本番でも勝負できる力は示しました。しかし、デビュー戦での期待の高さからか、その2着が全く評価されず、これを書いている(深夜1時w)段階での単勝オッズは、なんと10人気。ディープインパクト×Loup Sauvageという血統はややスタミナに寄りすぎている感はありますが、しかし軽いよりは重い方が走れる馬場なので問題ないはず。これは人気の盲点で、絶好の買いどころじゃないでしょうか。
 あとは、レーヴディソールには全く及ばないものの、ここ2走の内容は評価していいライステラスと、前走阪神以外で走ってきた別路線の人気組、ホエールキャプチャマルセリーナダンスファンタジアまで押さえます。最多出走のトライアルとなったフィリーズレビュー組は全てバッサリ。フレンチカクタス、エーシンハーバーは米国×米国という血統で、距離延長、外回りに変わってさらに前進…とはとても思えないですし、スピードリッパーは最後まで押さえるかどうか悩みましたが、ファルブラヴはマイルではガクンと成績を落とす種牡馬で、それなのに同じ父のダンスファンタジアも押さえてこちらも…というのはちょっとできないですね。


 買い目 馬連、ワイドボックス 02,06,17 馬200円、ワ500円
       3連複 02−06,17−04,06,08,13,16,17 各100円