続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

札幌11R 札幌2歳S

◎ 02.アドマイヤセプター
○ 08.タイキパーシヴァル
▲ 13.オールアズワン
☆ 05.エイブルブラッド
△ 04.ギリギリヒーロー
△ 11.アヴェンチュラ
 本命はアドマイヤセプターでしょうがないかと。新馬戦での1分29秒3は、まだ時計が出る開幕2週目だったとはいえこの夏の札幌1500mで行われた新馬・未勝利全9R中最速の勝ちタイム(ラップも新馬戦にしては珍しい前傾ラップ)で、内容も7ハロンの強め調教か!と思わせるぐらい楽な手応えのまま走りきってしまう圧巻のものでした。牝馬キングカメハメハ産駒なら距離延長も問題ないでしょうし、無理に逆らうことはないかと。
 その分相手を捻って(これを書いている時点では単勝人気すら出てませんがw)対抗はタイキパーシヴァル。初戦は勝ちタイムこそ平凡ですが、ゲートをもっさり出ながら二の脚でスッと先団に取り付き、楽に内目を追走。残り400mで前が空いて外に出されると素軽い脚であっという間に先頭に立ち、内にササる幼さを見せながらも2着にコンマ3秒差の快勝を見せました。父ゴールドアリュール×母父Cure the Bluesという血統で、ラップにそれほど上下差がないけれど上がりがそれなりにかかる小回りの中距離は向いていそうで、人気がないなら面白い1頭かと。オールアズワンはメンバー中1800mでは最速の、1500mではアドマイヤセプターに次ぐ持ちタイムを持っていて、特に距離が伸びた前走の内容がかなりのもの。極端に外々を回らされるような展開にならなければ、しっかりと伸びてくるかと。
 (恐らく人気がない、という前提で)大穴候補はエイブルブラッド。初戦はダートでしたが、揉まれず砂を被らないように終始外を回り、9−6−3−1という強引な競馬をしながら直線では後続を突き放す一方で、2着にコンマ8秒差をつける圧勝劇。芝に替わってこれが出る保障はどこにもありませんが、かつてはダート経験馬が穴を開けることもありましたし、一発狙う手はあるかなと。あとはコスモス賞で前残りの中差し込んできたギリギリヒーローと、非札幌組では新馬戦の内容が一番秀逸だと思うアヴェンチュラジャングルポケット産駒2頭を。