続々々・メガネのつぶやき

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Jリーグディビジョン1 第19節 C大阪4−1東京 雑感

 試合内容については特に何も。負けるべくして負けた、とまでは言いませんが、ここ数試合内容と結果がシンクロして迷いが全く感じられないC大阪と、悩んで、迷って、相手に合わせて、自分達の良さがなんなのかを見失いつつある東京が試合をすれば、こういう結果になっても何も驚かないな、と。
 とりあえず、今はもう一度GK以外のフィールドプレーヤー23人のベストポジションがどこで、スペシャルな部分はなんなのかを整理して、それを踏まえて各選手をポジション別に振り分けて、そこで競争させて11人を選ぶところから始まるのかなと。相手ありきではなく、あくまで自分達の中でストロングポイントをどう出せるのかを考えるべきかなと。これは、最近発売された「欧州サッカー批評02」内でのチェーザレ・プランデッリ(イタリア代表監督)のとあるセンテンスが今の私の気持ちそのまんまなので、それを引用します。

それぞれの監督には必ず理想とする形があるのは事実です。ですが重要なのは、その形に選手を組み込むような真似をしてはならないということです。要するに、各ポジションに各ポジションのスペシャリストが入る、と。そのうえで、先ほども言った通り、徹底した実力主義に従ってメンバーを選んでいく。

 次の試合まで、できることは多くないでしょう。だったら、ダメもとでいいから原点に返ろうとする姿勢が見たいなと。大竹や重松といったユース育ちの選手が見せた「ひたむきさ」だけは失わずに、ピッチ上で全てを出し切って欲しいなと。不器用で構わないし、不恰好で構わないからさ。むしろ、それが東京でしょ?ってなもんで。