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続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

プリンスリーグ関東2010 第5節 東京U-18 1−0 ジェフユナイテッド市原・千葉U-18 雑感

 ここまで4試合で1失点という堅守を誇る千葉を相手にどこまでできるか、そこが一番の注目だったかな?と思いますが、終わってみればその一端をしっかりと見せてもらったなと。
 といいながら、開始早々にテンポのいいパス交換からチャンスを作った東京が、その後15分程度は一方的に押し込む展開に。中でも7武藤はちょっと手を付けられないぐらいの勢いで試合に入っていたんですが、あまりのアグレッシブさに、周りはバックスタンド側にカメラを構えて取材していたJ.COMのFC東京応援番組「VIVAパラダイス」にアピールしてんじゃね?と茶々を入れるほど(笑) まあそれは当然冗談なわけですけど、改めてじっくりプレーを見てみると、初速のスピードがとんでもない速さで、攻めるにせよ守るにせよ「そこで抜ける(守備なら追いつく)か!」というシーンが多いんですよね。で、相手からすれば1対1で止めるのは難しいので、どうしてもヘルプが付くわけですけど、自分の間合いなら1対2でもゴリゴリ抜いていけるし、もちろん引き付けてのパスもありますし、相手からすれば厄介極まりない存在でしょうね。また、チーム全体が高い位置からプレスをかける意識や運動量がここ4試合と比べても格段に高く、千葉は苦しくなって蹴るしかない形ばかりになり、東京の先制点は時間の問題か?と見てました。
 しかし、千葉の守備の良さがそれを許しません。とにかく球際で頑張れていて、例えば7武藤が左サイドからカットインのドリブルをし、スピードでマーカーを剥がしても次が来て、剥がして次が来て、結局4人剥がしたけど5人目に止められる、みたいなシーンがあったんですが、抜かれそうなところギリギリで体をぶつける、シュートに対して体をタイミングよく投げる、楽に競らせないといったファイトができていた印象。そうしているうちに徐々に攻めもプレスもさすがに減退し、焦れる時間帯が続きました。
 こうなると、点を取るにはセットプレーかブロックを作る手前からのアタック=ミドルシュート1発しかないのかな?と思っていたら、出ましたよそれが。32分、11秋岡のポストプレー(この日はこれに限らず、秋岡がボールを収めるシーン多数)から9前岡が前を向いてボールを保持し、相手の寄せが甘いと見るや迷わず右足を一閃。これを千葉GKの30志村がわずかに右手でボールに触れ、軌道が変わりポストを叩いて「あー、これでも入んないかよ!」と思ったその刹那、跳ね返ったボールに反応したのは18江口。落ち着いてヘディングで押し込み、東京が先制します!まず、9前岡のミドルシュートは素晴らしいの一言。久々にあんないい音のシュートを聞きましたよ、ってぐらい。そして、18江口もよくゴール前に詰めていました。ややカウンター気味の攻撃で、ポジションにとらわれない動きをしていたとはいえ、あそこに反応できる感覚は見事でしたね。この後も、得点こそ入らなかったものの東京が押し気味に試合を進め、前半終了。
 後半も「攻める東京、守る千葉」の体勢は変わらず。オフィシャルに書かれてあるとおり立て続けにチャンスを掴み、特に18分の18江口からのクロスに9前岡がドンピシャで合わせたものの30志村が指先で触れ、ポストに弾かれたシーンは思わずのけぞるぐらい惜しかったなぁと。一方の千葉は、守備では前半以上に奮闘を見せるものの、攻撃になるとにっちもさっちもいかない感じ。後半途中で4鈴木に代わり2高橋が入って以降は、「守りの際は前半と変わらず4−1−4−1も、攻めの際には3−5−2に」という変則的なシステムをとり、その中で(前半からそうでしたが)8井出がファジーなポジション取りを続けてフリーになる場面が何度もありましたが、チームとしてそこを生かすでもなく、また8井出自体が積極的にボールを呼ぶでもなく、的から見ても「惜しいなぁ」という感じ。12成富や20佐々部といった面白い選手がいて、この日はベンチにも入っていなかった10金井が戻れば収まりどころができるという話ですが(けど、DF登録なんだよなぁ…。パンフも「得点感覚を持ったDF」という煮え切らない書き方だしw)、この試合に関して言えば、1発20佐々部のヒヤッとするシュートはありましたが、怖さを与えるにまでは至っていなかった印象は否めませんでした。ってなわけで、試合はこのまま1−0で終了。見事5連勝をマークしました。
 まあしかし、この試合の倉又監督は熱かった。これまでの試合と比べてもコーチングの回数、声量ともに当社比何パーセントだよ!ってぐらいの勢いでしたし、終盤にはレフェリングに対して食って掛かるシーンまでありまして(笑) そして、特筆すべきは選手交代。ピッチサイドから見ていても終盤明らかに「使い切った」選手が数名いたんですが、最後の最後までやらせて、2枚の交代はともにロスタイム。どのような意図を持ってそうしたのかはわかりません。ただ、何らかの意図がないとそうしないのかな?という思いは確信に近いレベル。ある方は「Jユースには負けたくないんですよ」と仰っていましたが、まさに「勝ちにこだわった」采配だったことは、あの場にいた方なら皆さん骨身にしみて感じられたかなと思います。次は浦和ユース。前半から中盤に掛かるリーグ戦の1つの山になりそうな試合。(ちょっと時間的にしんどい部分はありますが)味スタとのハシゴも可能なので、是非とも小平に足を運んで、応援していただけるとありがたいです!


 補足すると、ピッチサイドも今季一番の熱さでした。また苦情出るかも…ごめんなさい(苦笑)