続々々・メガネのつぶやき

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(2010-02-07)なでしこジャパン連覇へ向けて白星スタート!東アジア女子サッカー選手権2010 決勝大会レポート|トピックス|日本代表|日本サッカー協会

 土曜日に味スタへ行ってまいりました。昼間は風が強くて体感温度が低く、夜は額面通り気温が下がって身の方は完全に冷え切ってしまいましたが、心の方は「晴れのち雨」でしたかね。
 晴れはもちろん女子。2−0の完勝でした。その中で目立ったのは守備だったかなと。2トップを中心とした前線からの激しいプレッシング、体格では劣るものの当たり負けしない(ように踏ん張る)チェッキング、そういった中盤より前の選手のプレーを見ながらの的確なラインコントロールといった点でほとんどエラーが無く、終わって見ればGK海堀がほとんど仕事してないと言っていいほど。おそらく世界的に見てもこれだけ走れるチームはないはずで、またその走りに無駄が少ないという点も特筆すべき点なんでしょうね。
 攻撃面では澤、宇津木のダブルボランチを中心に慌てることなくボールキープできていましたし、中国の3番の選手が出色の内容(特にカバーリングは素晴らしかった)で、そこで何度もチャンスの萌芽を摘み取られはしましたが、大野や両サイドハーフのラインブレイクの動きは確実に相手のプレッシャーになっていたかと。ミドルレンジのパス精度や、サイドを上手く崩しても中で誰も待っていないというシーンが目立った点については今後の課題として挙げられるでしょうけど、男子と違ってベースはしっかりしているので、すぐに改善が図られると思いますし、「小気味よさ」が端々から感じられて面白かったですわ。ここまではね…。