続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

GO!APACHE! わたしが好きだった東京アパッチはもういない・・・

 すごく、すごく考えさせられるエントリです。


 実は、昨日代々木第二に試合を見に行くかどうか、直前まで悩んでいました。で、結論としては、行きませんでした。自分の出不精を棚に上げてこういうこと言うのはズルイかもしれませんが、今のアパッチはその程度の「モノ」しか持ってない、そう言えると思うんです。それは何も私だけに限った話ではありません。日曜日の新潟戦でようやく連敗をストップし、ようやく光が見えた中での2010年ホーム初戦だったのに、観客はわずか1099人。代々木第二の試合においては、今季ワースト。確かに寒かったし、東西最下位対決だったし、集客しづらい条件が重なっていたとは思いますけど、それらを抑えてでも見に行こう!アパッチを応援しよう!という人が少なかったという事実。これは、アパッチに関わる人すべてが、重く受け止めなければいけないと思います。内容も、レポを見るまでもなく、スタッツを見ただけでゲンナリ。2P成功率がたったの33.3%。そもそも、2Pのショット本数(30本)を3Pのショット本数(36本)が上回るという攻めの非効率さ。相手より20本も少ないリバウンド数(しかも、自分たちのディフェンスリバウンドと相手のオフェンスリバウンドの本数がほぼ一緒)。こんなんでは勝てるわけがなく、しかも、「次また見に来るか」と思わせる事すら難しいと言わざるを得ません。
 なのさんは、「多分、認めたくなかっただけだと思う。今までの東京アパッチはもういないってこと。」「別に、過去のことを美化するつもりもないけれど。でもやっぱり、あの頃のほうがよかったなーって、思う。」という書き方をされました。確かに、ゴタゴタの末運営会社が変わり、その影響で多くの主力が去り、先日もニックが(ブースターから見れば)アッサリと解雇されるなど、昨年、一昨年までのアパッチはもういない、私もそう思います。実際に試合を見に行っても、「チームが1つの方向を向けていない」そう感じるプレーが多々見られますし、(抽象的な言葉ですけど)「戦ってない」と言われても仕方ないアクションも、残念ながら見て取れます。ジョーやヘリコ、ダレンがいた時には、もっと良くも悪くも猛々しかった、バチバチやっていましたから。
 もちろん、選手たちは決して手を抜いてやっているとは思いません。青木HCも、この連敗・苦境に対してただ手をこまねいているだけではないと思います。フロントもない袖を振れない中、どのようにチームを運営し、上昇させていくか、知恵を絞ってやっていると思います。けれど、東京アパッチは「プロ集団」なわけですから。プロとしてお金を取っている以上は目に見える「結果」を残さなければいけませんし、百歩譲って結果に結びつかなくても、日々しっかりやっているはずの「成果」を見せる義務があります。それが感じられないからこそチームに対して不安や不満が生まれ、会場ではブーイングが飛び、お客さんが離れていくわけですよね。こんな状況でもなお「前向いて進もうぜ!」とか「諦めずに応援し続けようぜ!」と無責任に言い続けるのは、やっぱり難しいですよ。


 ただ、じゃあ私もしばらくアパッチから離れる…という風には思っていません。まだ、今のアパッチに残されているはずの「可能性」に賭けたいと思っているので。とにかく、今願う事は「思い切って開き直ってやってほしい」、ただそれだけです。これだけ負け続けて、まだ何を恐れてんだって。「自由奔放」が、アパッチの売りじゃん。それを見せてやろうぜ!