続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

09−10 その33 バレンシア−レアル・マドリー

 ちょうど翌朝に目が覚めたので、その流れでダラっと見ました。ホームでは今季負け無しのバレンシアが、レアル・マドリー相手にその数字を伸ばせるか。
バレンシア 2−3 レアル・マドリー
スコア:54、65分 G・イグアイン(R・マドリー)
      60分 D・ビジャ(バレンシア
      80分 ホアキンバレンシア
      83分 E・ガライ(R・マドリー)


 どちらがチームとしての形があったかと言われれば、それは負けはしましたけどバレンシアの方でした。ビジャを残して残りの9人がボールサイドより自陣に下がって、コンパクトさを保ちながらしっかりと守備をして、奪ったらカウンターや縦へ早く攻める、という形の連続。その中で、マタ、ビジャらがチャンスは掴みますが、ゴールは奪えず。一方のR・マドリーは立ち上がりこそそんなバレンシアの勢いに押されて、トランジションの速い展開にお付き合いしてしまいましたが、徐々にシャビ・アロンソを中心に落ち着いてポゼッションし始め、最終的にはR・マドリーがやや押し気味のまま前半終了。
 後半。形は「カウンターバレンシア対ポゼッションレアル・マドリー」という前半と同じ構図でしたが、バレンシアの縦へのボールがやや雑になっていき、シュートまで持ち込む前に逆にカウンターを浴びて冷や冷やする展開に。迎えた54分、イグアインが先制ゴール(形は…メモ取ってないから忘れたw)。これで一気にR・マドリーに流れが傾くかと思われた60分、バネガから左サイドを駆け上がってきたマテューにパスが出て中へクロス。このクロスが中で上手くDFを外したビジャにドンピシャリと合い、ビジャがヘディングで叩き込んで1−1の同点。このゴールで再びメスタージャに熱気が戻り、さあここからと思われた60分、中盤でボールを受けたマルセロからイグアインへスルーパス。これを受けたイグアインは、冷静にGKの肩口を舐めるようなシュートを放ちゴール。再びR・マドリーが勝ち越しました。同点に追いついたときとはうって変わってお葬式のように静まり返るメスタージャ(笑) 試合も、R・マドリーがすっかりバレンシアのやり方にアジャストし、バレンシアは徐々に打つ手がなくなっていきます。
 しかし、74分にホアキンを入れた、しかも、当初は別の選手との交代だったはずが、直前のプレーでレッドに近いイエローを頂戴したD・ナバーロを引っ込め、マルチェナボランチからCBに、バネガをトップ下からボランチに、パブロ・エルナンデスをサイドから真ん中に、そのサイドにホアキンを入れる手をエメリ監督が打つと、これが大ハマり。この日一番ボールを持てていた&激しいプレッシャーを受けていたバネガが、1列下がることでプレッシャーがやや弱まり、比較的自由に前を向いてプレーできるようになったことで、チーム全体に再び活気が戻り反撃を開始。そして80分、(なぜか)バイタルエリアに入ってきていたマテューが、乙な感じのループパスを右サイドで待っていたホアキンへ送り、これを受けたホアキンは迷わずシュート。コースは若干甘かったようにも見えましたがカシージャスが反応できず(ブラインドか何かで見えてなった?)ゴールイン。バレンシアが再び同点に追いつきました。
 しかししかし、直後の83分、R・マドリーが右CKを得ると、マルセロからのボールをガライが相当難しい体勢でのヘディングでゴールへ流し込み、R・マドリーが3度リードを奪います。ガライは、試合途中で膝を負傷したペペ(恐らく靭帯をやってしまった感じ。W杯に間に合えばいいけど…。)に変わって途中出場していましたが、貴重な今季初ゴールとなりました。バレンシアも再々反撃を試みますが、2度あることは3度あるとはならず試合終了。R・マドリーが接戦をものにしました。


 R・マドリー。攻撃はまだ「個+個」という形であるため…って枕をつけずとも、カカ、C・ロナウドの2人を欠いてしまうのは当たり前に痛手。思いっきり痛手でしたが、「量産モード」(公式戦ここ6試合で5ゴール)に入ったイグアインが救ってくれましたね。2点目は「これぞストライカー」という動きで、怪我がちな2大エースに変わって、チームの中心としてしばらくやってくれそうな気がします。他にも、マルセロの左SHは板についてきましたし、ファン・デル・ファールトも代役という難しい役回りながら、モチベーションの低下をプレーからは感じませんでした。シャビ・アロンソとラス・ディアラのコンビも、大分馴染んできた印象もありますしね。一方、ペペが膝を痛めて長期離脱が確定的(今季絶望か?)。代役はガライになると思いますが、ここが穴になるのか、それともガライがペペの不在を補えるのか、ここはペジェグリーニ監督も頭の痛いところでしょう。
 バレンシア。自分たちの時間とそうでない時間のときの試合運びにこれほど差が出てしまっては、どうしようもないかなぁと。もちろん、「ガッチリ守備をして、奪ったら早く」という部分には何の不満もないんですが、それだけでは崩せない、むしろ急ぎすぎて主導権を手放すなんて形にもなりかねないわけで(この試合はそんな印象)、チームとして一度落ち着くポイントをどう構築するのか、そこが鍵になるんじゃないかと見てます。手っ取り早いのは、バネガをボランチに固定して、キープする時間を長くすることだと思いますけどね。