続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

☆11.22の競馬 小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)/ウェブリブログ

11月15日終了時点で小島茂之厩舎は関東27位だが、そのままの成績を関西に照らし合わせると47位。これが現状だ。

私が管理馬を栗東に連れて行く理由。
もちろん栗東の施設効果を求めて厩舎の成績を上げる為だが、他にも理由がある。
美浦栗東の違いを知る為。

昨年の秋華賞を勝ったときに、
『あまり栗東が良いって言わないでくれよ』
『ただでさえ栗東に良い馬が行っているのに栗東が良いとアナウンスされたらますます美浦に良い馬が入ってこなくなる』
そんな事も言われたりした。言い方は悪いが
『ふざけるんじゃあない!』
と思った。
『ではどうやって美浦栗東を逆転するの?』
そう聞き返したい。

栗東の施設に少しでも近づけてもらって、美浦の厩舎の平均値を上げられるよう。
高額取引馬や良血馬ばかりを集めれば良いという環境だけでは競馬が面白くない。

誤解を招かないよう書かせてもらうが、今のこの格差ある環境、誰かが意図的に作ったわけでもなく誰が悪いというわけでもない。東西それぞれが良いと思ってやってきたことに、気が付いたら自然と格差が生じていただけ。

まだ救いのある時期だけに
栗東の施設が良い』
と発信することで、今はマイナス面が生じるだろうが、黙って蓋をしているよりは関東馬の復権は早まると信じている。

 「東西格差(西高東低)」が叫ばれて久しいのは市井のファンにもすでに十分伝わっている話ですが、過日同ブログにあったコメント*1も相俟っての、小島茂師の現状認識が書かれた真摯なエントリ。その中から、特に響いた部分を抜粋して引用させていただきました。この抜粋に他意はありませんが、自分なりにこのエントリを要約した形にはなっています。
 しかし、あまりに真摯すぎて(今更かも知れませんが)絶望感すら感じますよ…。みんながそう思ってしまわないうちに何とかしたい、というエントリを紹介しておいて何ですが。「東西それぞれが良いと思ってやってきたことに、気が付いたら自然と格差が生じていただけ」ってのは、他の部分に比べてアッサリとした書き口だけど、他のどの部分よりも重たいわ。

*1:多分この日の1つ前のエントリにあった、「今度は美浦で調教して結果を出して下さい!今回の勝利は美浦組としては手放しでは喜べません…また栗東の宣伝になってしまったのですから。いい馬は栗東に入れよう、となるのでは。。。小島先生が美浦の施設を工夫して使っているのは判っておりますが、結果的には栗東の宣伝でしょう。」というコメントだと思われる。