続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

09−10 その26 バレンシア−バルセロナ

 10/17のゲーム、ようやく見ることができました。なので、短くすませますが、素晴らしいゲームでした。
バレンシア 0−0 バルセロナ
スコア:No GOAL


 ウナイ・エメリ監督が試合後「内容には満足だが、結果には不満が残った」と語りましたが、それは言い過ぎでもなんでもなく、この試合を的確に表現した言葉だと思います。
 バレンシアはビジャが怪我により欠場し、代わりの1トップはジギッチかと思いきやマタを1トップで起用し、マタが普段ポジションする左SHに、普段左SBとしてプレーするマテューを1列上げて起用してきましたが、これが大当たり。機動力・運動量のあるマタが、バルサのビルドアップに対してCBのところから食いつき、叩かれたらすぐにスッとポジションを下げ中盤の守備に参加することで、ミドルサードでは常にバレンシアが数的優位の形(バルサ3枚に対してバレンシア6枚)を作ることに成功し、それを生かして積極的にボールホルダーにプレッシャーをかけてボールを次々と奪取し、奪ったらCBの間を狙うマタか、ダニ・アウベス、アビダルの両SBが1人で面倒を見なければいけないサイドのスペースにマテュー、P・エルナンデスを走らせて1対1のシチュエーションを作り、そこからの個人技やタメを作っている間に上がってきた選手をうまく使って崩すといった攻撃が、非常に効果的でした。残念ながらV・バルデスのファインセーブや、前半はやられっぱなしだったアビダルが後半持ち直していい守備を見せたことでゴールを割るには至りませんでしたが、欧州を席捲していた頃の「堅守速攻」が久々に見られた印象で、このパフォーマンスを常時見せることができるようになれば、今後非常に面白い存在になるんじゃないでしょうか?SHのマテューの積極性、バネガ、アルベルダの両ボランチの安定感、ミゲウの復活を期待させる動きなど、収穫タップリでしたよ、ホント。
 一方のバルサ。メッシ、シャビ、ダニ・アウベスあたりが代表戦の疲労を引きずった低調なプレーしか見せることができず、バレンシアの厳しい守備も相まって、ほぼ効果的な攻撃を見せることはできませんでした。はっきり言って負けなくてよかった、そして、年に数回あるかないかの「守備陣の頑張り」が際立った試合でした。