続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

中日スポーツ:カボレ アルアラビ移籍 最終交渉のためカタールへ:365日FC東京(CHUNICHI Web)

 土曜日に第一報が出たときの脊髄反射エントリでは「どっちを望んだら…」みたいなことを書きました。そして、あやふやな気持ちのまま試合を迎えたくはなかったのでその日しばらく考えたんですが、自分でも意外なくらい早く「もう、しょうがない。」と思うように、言い聞かせるようにして、自分の中で「移籍やむなし」を納得させました。
 そして迎えた日曜日。私の中では「お別れ試合」。同様のシチュエーションで自爆したダヴィの件もあったので、始まるまではいろんな不安や疑念が渦巻いていましたが、あの日味スタにいたのは、身辺慌しいはずなのにこれまでと全く変わらない(むしろ良かったぐらいの)プレーを最後までやりきってくれた、これぞプロフェッショナル!と言えるカボレでした。そして、ピッチの上では、お客さんの前では笑顔をふりまき、ロッカールームでは、仲間の前では涙を流したという話を聞くと、たった1年半でしたけどFC東京というチームを愛してくれていたんだなぁとしみじみ思わせてくれました。さらに、(録画していった中継放送で確認できましたが)試合後挨拶に向かう際に、最後にカボレにスルーパスを出した平松と、それを「お前そんなこともできんの!?」的な茶化しを入れる塩田と満面の笑みで抱き合い、肩を組みながら歩いていく姿が捉えられていて、さすがにそんな姿を見せられちゃったら、一度は「移籍やむなし」で納得したはずの私もさすがにぐらつきましたよ。残ってくれる道はないものかと。
 でも、翌日すぐにカタールへ行くということは…そういうことなんでしょう。規約によると、移籍金(違約金)とは「プロ選手がプロ選手として移籍する場合、移籍元クラブは移籍先クラブに請求できるお金」。今回は、移籍先が移籍元の設定に完璧に応える(と思われる)金額を提示し、かつ「選手(カボレ)の意思は固まっている」(トーチュウより)という形なので、その先に残された道は1つしか考えられません。お金に代えられないものは、この世に間違いなく存在します。フロントに対して言いたいことがないわけではありません。けれど、定められたルールの中でビジネスとして双方の代表が合意した(する)のならば、個人的にはそれ以上は何も言うまいと思うわけです。そして、ドライに、ビジネスライクに考えれば、契約が成立すれば違約金として5億円近くの大金が手に入るわけです。一ファン各々がどう思うかは別にして、フロントはこの「カボマネー」を「最小の投資で最大の効果」が生じるように上手く使って、次なる一手を打つのみ(今年は無理だけどさ)。城福監督は頭の痛いところだとは思いますが、カボレの役割をそのまま任せるんじゃなくて、赤嶺、ユースケをどう活かすかという形を模索していくことになるんでしょうかね。
 とにかく私は、いろいろ揺らぎましたけど、ここでスッパリ「カボレは、もういないのだ」という風に納得し、気持ちを次へ切り替えることに決めました。ホントはオフィシャルにリリースされてからエントリにしようかと思いましたけど、いろんな意味で時は待ってくれないんでね。アリガトウだけは、とっておきますけど。


P.S 今年ミランが、当時ポルトに所属していた(現リヨン)アリー・シソコを獲得直前までこぎつけながら、メディカルチェックで「口と歯に問題があり、それが筋肉の問題を引き起こすということを発見した」ことで契約が破談になった、というホンマかいな!?な話がありました。そんな見えない些細な部位と比べると、カボレの膝は明らかに良くないはず(ドクターが「何でこの状態でプレーできるのか」と驚いていた時期もあったし)。なわけで、「メディカルチェックで引っかかりました、サーセンwww」みたいな展開にならないかと期待する自分も、実はまだ何%か存在しています…って、結局はそれが本心か〜い!と言われたらドキッとするし、すげぇ女々しいな(苦笑) でも、「サーセンwww」って帰ってきたら、イ・グノの「ゴメンナサイ」を越えると思うし、それを…いや、なんでもないっす。