続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ヤマザキナビスコカップ 準決勝1stレグ 清水2−2東京 レビュー

 待ち焦がれた先取点をヨネのミドルで奪って歓喜するも、お得意の「取って5分持たない病」ですぐに落胆。しかし、カボレの「これぞブラジウ!」というトゥキックで再び歓喜して前半終わり。後半開始直後に岩下が一発レッドを頂戴して*1一瞬色めき立つも、数的優位を手にした際の東京のヘタレさを思い出して不安も登場。その後大竹の投入などで3点目を奪いに行くも、やるのかやらないのかハッキリしない攻めに終始し、そうこうしているうちにリスクマネジメント不足で同点ゴールを許し憤慨。さらに押せ押せの清水に飲み込まれるようにミスを連発し、すわ逆転か!というシーンまで作られて肝を冷やすも、2−2のまま試合終了。当事者でなければスリリングな好ゲームだったと言える内容だったかと思いますが、当事者からすればなんとも疲れる試合になってしまいました。
 アウェイゴールを2つ奪ってのドローという結果は悪くないでしょう。単純明快「勝てば決勝」な訳ですし、試合展開によってはドローでも…というところで選択肢は増えますから。ただ、そういった選択肢が増えることが即アドバンテージにならないのがFC東京というチームの良くないところですし、結果的に2−2になるまでの過程がちょっとね…というのもまた事実。1失点目に限らず、セットプレーでブルーノがヨンセンを捕まえきれないシーンが少なくとも3回はあったのが、次へ向けてめちゃくちゃ不安材料ですし*2、ナオのプレーにキレが無かったのも気になるし(その上76分まで引っ張ってしまった…。結果論ですけど、1人目の交替は羽生さんじゃなくナオでよかったと思うんだけどなぁ。)、相変わらず途中出場のFWが所在無げにその辺をウロウロしてるだけなのが腹立つし、何より2度追いつかれちゃうとどうしてもガックリ来ますわ。しかも相手1人少ないのに、だからさ。あと、椋原はもっと縦にえぐってからクロス上げようぜ。せっかく「抜ききらないクロス」を持ってるんだからさ。
 てなわけで、個人的には嫌な気分というか、モヤモヤしたものを残したまま日曜日を迎えそうです。まあ、キックオフを告げる笛が鳴ったら、そんなのどっかに吹っ飛んで勝ち上がることだけを祈って応援はしますけどね。あ、平日ナイターにもかかわらず現地へ赴かれた皆様、お疲れ様でした。

*1:テレビのスローで見ると、「全くボールにチャレンジする意思がないバックチャージ(しかも両手で押してた)」に見えましたが、真相は不明。

*2:そもそも、ブルーノはセットプレーで相手を捕らえきれないことが多い気が…。