続々々・メガネのつぶやき

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09−10 その7 セルティック−アーセナル

 CLプレーオフの1stレグです。ホームで是が非とも勝ち点3を奪いたい(最悪でも引き分けたい)セルティックと、あわよくば勝って帰りたいアーセナル。その結果やいかに。
セルティック 0−2 アーセナル
スコア:43分 W・ギャラスアーセナル
     71分 オウンゴール(コールドウェル)


 昨日の憤懣やるかたない東京戦のすぐ後に見た+今日が体調不良のため短く(苦笑) セルティックからすれば、十分に伍して戦えていた部分があっただけに、悔やまれる敗戦となったんではないでしょうか。攻撃では地上戦でのパスワークが冴えていて、かつ両サイドでドリブルで仕掛けてクロスを上げられていましたし、守ってもエングエモ、ドナーティを中心にセスクやアルシャビンに全く仕事をさせず、アーセナルの攻撃をロングボールのみに押し込める時間もありましたから。
 ただ、シュート2本では勝てませんわな。後半に至ってはゼロでしたし。アーセナルギャラスヴェルメーレンの両CBが非常に集中していて堅かったことは確かですが、最後の部分の精度に欠けたのは、やはり新体制になってからまだ日が浅くて点を取るところまでには手が回っていないことが如実に表れてしまったのかなぁと(単純な精度の問題もあるでしょうけど)。そして、2失点とも不運なもの*1で、後味の悪い敗戦になってしまいました。ただ、全く何もさせてもらえなかったわけではないので、アウェイではからっきし…がセルティックの仕様ではありますが、蜂の一刺しぐらいは期待していいんじゃないでしょうかね。
 アーセナルは…並という感じでしょうか。セスク、アルシャビンが潰され続け、ベントナーも存在感が希薄、デニウソン、ソングの両ボランチがDFラインと前線のつなぎ役になれないとくれば、この程度の内容もやむなしかと。まあ、エバートン戦の6ゴールが期待を過剰に膨らませていたところはあるので、この試合だけをもって「やっぱり、あかんがな」とは言えませんし、それでも勝ててしまうあたりに希望は見出せますけどね。

*1:1点目はセスクの直接FKを避けようとしたギャラスの背中に当たってコースが変わりゴール。2点目のオウンゴールは、コールドウェルを責められない