続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第7節&J2第10節 結果斜め読み

J1第7節 結果
J2第10節 結果


 J1。今節は土曜日の試合をいろいろザッピングしながら見たぐらいですかね。大宮0−1新潟はロスタイムでの決着。両チームともシュートがポストにガツンガツン当たる試合だったようですが、新潟は勝ち続けているうちに、勝負強さも身についてきたんですかね?嫌な感じ(苦笑) 清水1−1柏の前半は、正直久々に「つまんね〜」と思ってしまいました。特に清水には得点の匂いがかけらも感じられず、酷い内容。守備陣は結構踏ん張れているので、どこまで攻撃陣を早々に建て直せるかでしょうか。柏はまた勝てず。山形1−1鹿島は山形が真っ向勝負というか、自分たちのスタイルを信じて挑んでのドロー。鹿島もグランドコンディションも良くないながら、かつ小笠原抜きでいい攻撃を何度も見せていたのは価値があるでしょうけど、山形はもっと自信を持っていいと思いますね。ただ、決して選手層が厚いチームではないので、この連戦中、そして暑くなっていった際に同じレベルを保てるかが見所です。
 千葉0−1浦和の前半は非常にコンパクトでスピーディーなゲーム。これは見ていて結構興奮しましたね。ただ、試合巧者だったのは浦和。「2点目を奪いにいきながらも、1−0で問題ないよ〜」という、今の東京からしたら至極うらやましいゲーム運びを何の気なしに出来ていて、(悔しいけど)羨ましい限り。そして、阿部と鈴木啓太ボランチコンビが、ものすごくチームにとって必要不可欠になっている点も、驚きました。これは…もう少し試合を見た上で、どっかで書く機会があれば。京都2−3磐田は正直驚きの展開。その中心人物は、イ・グノ。2試合で3ゴール2アシストですか。エルゴラ等読むと、非常に戦術理解度の高い選手らしいんですが、それでもすぐにここまで馴染むとは。磐田はいい買い物したねぇ。
 広島1−1川崎はお互いにミスから失点を喫しての、文字通り痛み分け。ただ、広島からすれば早い時間に怪我による交代があり、前半のうちに1人少なくなった上での引き分けなので、悪くはないでしょう。川崎は、こういう試合を勝ちきれないと苦しい。神戸3−1G大阪は神戸の完勝だったようで。G大阪はレアンドロの勢いが止まらずに得点は取れているんですが、ちょっと守備が脆すぎますね。高い位置を取って、中盤をコンパクトにすること自体は非常にいいことだと思うんですが、パク・ドンヒョクが思ったよりもスピードがなくて、山口も速いほうではないので、結構あっさりと裏を取られてしまうパターンが多いような気がします。でも、中澤も高木も似たようなタイプなので、チームとしてどうリスクマネージメントをするかなんでしょうかね。スピードあるカボレや、「裏取りたがり」のユースケはやるしかないで!名古屋2−1横浜FMは名古屋の逆転勝ち。ようやく小川が仕事らしい仕事をした印象ですね。


 J2。C大阪が富山相手に足踏みし、湘南が(結構)鬼門のレベスタで福岡相手に完勝したことで、首位交代。まだ順位自体に大きな意味はないですけど、C大阪がここに来て怪我人や出場停止で微妙にやりくりに苦しんでいる一方、湘南は反町監督招聘、4−3−3への移行、野澤、村松、寺川、田原と獲得選手が軒並み活躍といいリズムですね。C大阪は耐え時、湘南はイケイケの時でしょうか。
 その他では甲府、仙台といった昇格候補がようやく波に乗ってきた感じで、水戸、徳島が恐れずくらいついている一方、序盤波に乗っていた愛媛、草津は早くも小休止。愛媛あたりは選手層の問題があるとかないとか言われているので、ここは耐え時ですね。