続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第6節&J2第9節 結果斜め読み

J1第6節 結果
J2第9節 結果


 J1から。金曜のG大阪2−1山形はスカパーで見てましたが、G大阪が苦しみながらも自力を見せ付けた逆転勝ちだったかと。山形は前半は主に守備面でよくやれていたと思いますが、後半G大阪が4−2−3−1になって攻め達磨になってからはかなりしんどい展開になってしまいました。まあ、これは個の力の部分もあるので、致し方ないかと。
 土曜は柏1−2名古屋と鹿島0−0横浜FMをテレビ観戦。柏1−2名古屋は、柏が前からのプレスを復活させる「原点回帰」を目論んだのに対し、名古屋は頑なに守ってきたDF−MFの2ラインがフラットな4−4−2を捨てて、吉村をアンカーに置く4−1−4−1のような形に「変化」させてきましたが、吉と出たのは名古屋の方でした。まあ、柏は確かに言うほどプレスが効いてなくて、特にアンカーに入った吉村を自由にさせすぎたかなぁと。そして、名古屋2点目のCKからのカウンターは感動。後半ロスタイムに差し掛かろうかという時間で、6人が攻撃に参加してましたからね。あの判断、決断、運動量は見習いたいものです。鹿島0−0横浜FMは、鹿島がほぼやりたいことが出来ずに終わった印象。そこには横浜3バック+小椋の素晴らしい守備もあったんですが、ちょっと疲れによるパフォーマンスの低下が目立つところ。この試合から7連戦が始まったわけですが、ちょっと先行きは心配です。横浜は、木村監督は引き分けに「全く満足してない」ようですが、悲観するほどじゃないでしょう。新潟3−3広島は何とも微妙な結果。お互い攻撃面は満足できるものでしょうけど、守備面でいつまでもこれで良いという訳ではないですからね。特に広島は、もう少し失点を減らしたいところですかね。川崎3−1大宮は川崎が鮮やかな逆転勝ち。浦和1−0京都は、京都が驚くぐらい守備が軽かったようで。4バック+ボランチが全てCBタイプの選手を使っているのであれば、そういう負け方は減らさないと辛いですね。
 日曜は生観戦なし。磐田3−0清水はイ・グノがいきなりの2ゴールデビューでしたが、ここまで堅守で売ってきた清水が3失点というのは意外でしたね。神戸3−2大分はゴール欠乏症にあえいでいた神戸が久々に爆発して競り勝ち。大分は5試合ぶりにゴールを奪いましたが、自慢の守備陣が耐え切れず敗戦で降格圏内に突入。守れる時は取れず、取れるときは守れない噛みあわせの悪さをどう解消するか、ですね。


 J2。首位のC大阪が札幌相手に1−4と完敗し、2位湘南も岐阜相手に勝ちきれず小休止。その一方3位甲府はベルディに2−1で競り勝ってその差を詰めました。甲府は秋本のアンカー起用とキム、森田、マラニョンの3トップが板についてきたようで、今季こそとなるでしょうか。