続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その46 ミラン−フィオレンティーナ

 新年最初の試合、ローマ戦を引き分けで終えたミランと、レッチェ戦でまさかの敗戦を喫したフィオレンティーナの1戦。上に迫るためにも早く勝ち星が欲しいところでしょうけど、それを手にしたのはどっちだ。
ミラン 1−0 フィオレンティーナ
スコア: 7分 A・パト(ミラン


 ミランベッカムが加入してどういうサッカーをするのか興味がありましたが、3センターハーフの1角として思いのほかすんなりと溶け込んでいてビックリしました。しかも、ザンブロッタが上がった際にはことごとくそのポジションまで下がり、臨時SBとして守備する機会もチラホラ。動きの質や量ではなくキックの精度が今一つなところにコンディション面の不安は感じますが、結果的にビジネス面だけではなく、戦力面でも効果的な補強になりそうです。しかし、こうやってすぐに馴染むあたりにベッカムの凄さを感じますし、すぐに馴染ませたアンチェロッティ監督も、ホントに頭が下がります。しかし、カカはどうなるんでしょうかね?スタジアムは「残ってくれ」一色だったみたいですが、クラブとしては約140億円というオファーを逃す手はないでしょう。一両日中になにやら動きがあるとの話もあるので、推移を見守るしかないですね。カカ本人にとって、マン・シティへの移籍がキャリアアップだとは思いませんけどね。あと、特筆すべきはマルディーニ。この日も目立たないけど絶妙なポジショニングやカバーリングでピンチを未然に防ぐシーンがいくつもあって、いまだ他の選手を寄せ付けない雰囲気が感じられました。年齢のことはあまり言いたくないですけど、とても40歳とは思えませんわ。