続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

M−1グランプリ 敗者復活戦雑感

 得点(得票?)が公にはなってないので、現地でつけた5段階評価をそのまま載せようと思います。ただ、全58組の一つひとつのネタをすべて覚えているわけではないので、グループごとにまとめてあーだこーだ書いていきます。

A組
 プラスマイナス 3
 ダブルネーム 3
 オリエンタルラジオ 4+
 天竺鼠 2
 とろサーモン 3
 ベリー・ベリー 2

 出だしの組ということで計りながら見ていた部分もあって、冷静に見るとちょっと低評価かなぁと自己反省する部分もあります。ダブルネームのEXILE漫才なんか、今になって思い出し笑いが出るくらいですし。「若乃花〜、はな、だまさる〜」の部分は、相当面白い(笑)。あとは、オリエンタルラジオの本気の漫才を初めて見ましたが、すぐさま「もう1回見たい」と思わせる内容でした。

B組
 天津 3+
 チーモンチョーチュウ 4+
 ハイキングウォーキング 4
 パンクブーブー 4+
 カナリア 3+
 ぷくぷく隊 1

 天津はどこへ向かうんでしょう(苦笑)。今年はピン(特に木村さん)での印象が強すぎた分、コンビになっての噛み合わせの悪さを感じてしまいました。チーモンチョーチュウパンクブーブーは面白かったです。例年ならもっと敗者復活の目があったと思いますね。

C組
 ソーセージ 3
 鎌鼬 3
 ヘッドライド 4+
 マヂカルラブリー 3+
 ソラシド 3 
 囲碁将棋 2

 ヘッドライトは相当印象に残りましたね。個人的には、今日一番の発見というか、これから注目していきたいコンビになりました。そして、マヂカルラブリー。敗者復活戦に行った人なら、誰もが衝撃を受けたでしょうね(笑)。「あそこまで飛び道具すぎるのは、今のM−1的にどうなのよ!?」ということで3+止まりですが、じわじわツボにハマっていく感じはありました。

D組
 我が家 4
 マシンガンズ 4+
 千鳥 3
 スペースゴリラ 2
 流れ星 5

 我が家はあのパターン以外も見たかったですが、今年はあれで押し切って正解とも言えるかなぁと。マシンガンズはここまでの中では一番会場の空気を盛り上げていました。こういうスタイルがここまで全体に受け入れられるとは思っていなかったので、意外といえば意外でしたけどね。ただ、個人的にそれ以上に面白かったのが流れ星。「浅井企画は、下ネタ厳禁、良い事務所!」のフレーズは秀逸でしたねぇ。そのあとの夜店の下りなども素晴らしかったですし、文句なしの満点した。

E組
 ピース 3+
 ものいい 3
 ギャロップ 3
 パプア。 4
 ジャルジャル 3+

 流れ星の印象を引きずってしまったせいか、全体的に点数が低い(苦笑)。でも、ピースやジャルジャルはもっとやれていいと思っていたので、ちょっと残念でしたね。パプア。は最初キョト〜ンでしたが、ラストの怒濤の「ドドスコ」押しと合間のくすぐるコメントは徐々に会場を温めていき、終わる頃にはかなり客の心を掴んでいました。私も、終わって少したった頃から妙に「ドドスコ」がツボになりましたし(笑)。

F組
 スーパーマラドーナ 3
 麒麟 4+
 ノンスモーキン 4
 ゆったり感 4
 磁石 5
 藤崎マーケット 3+

 麒麟から磁石までの4組はかなり笑わせてもらいました。特に磁石はこの日2組目の満点評価。どこが、といわれるとアレなんですが、いつの間にか引き込まれて最後は大爆笑してました。麒麟もさすがのレベルでしたし、ジャンケン大王じゃないノンスモーキンも面白かったですし、初見だったゆったり感も発見でしたし、結構レベルの高い組だった気がします。藤崎マーケットは…まあまあ(笑)。

G組
 ハリセンボン 4
 南海キャンディーズ 4
 オードリー 5
 ハマカーン 4+
 ハライチ 3
 ラフ・コントロール 4

 一つ前の組も相当良かったですが、この組が今日イチの盛り上がりでしたね。なかでもやっぱり一番はオードリー。結果的にハリセンボン南海キャンディーズという実力派が前座になってしまうぐらいのレベルで、会場の待ってました感も尋常じゃなかったですからね。春日さんがここまで受け入れられているとは(笑)。ただ、そんなオードリーの直後に見せたハマカーンの漫才も評価されていいでしょう。あのやりづらさ全開のなかであそこまで会場を盛り上げられたのは素晴らしいことかと。

H組
 スピードワゴン 3+
 クロンモロン 3+
 ミサイルマン 3
 ジパング上陸作戦 3
 POISON GIRL BAND 3+
 スマイル 3+

 スピードワゴン、ポイズン、スマイルといった個人的に楽しみにしていたコンビが軒並み低調なデキ。4点が1組もいないのはこの組だけです(苦笑)。まあ、チャドさんを久々に見れただけでも良かったですけど(笑)

I組
 銀シャリ 1
 風藤松原 3
 ブレーメン 1
 アジアン 3
 タイムマシーン3号 4
 髭男爵 3

 ここも今ひとつだったなぁ。私がダレちゃったんですかね(苦笑)。でも、前の組からそうですけど、会場がオードリー(個人的にはその後のハマカーン)でクライマックスを迎えてしまった感じはあって、そういう意味ではかわいそうな面もあることは事実です。髭男爵は捻ってつかみの「ルネッサ〜ンス」を「カンパ〜イ」に変えてきましたが、アレは大失敗(苦笑)。

J組
 ケツカッチン 2
 響 3+
 イシバシハザマ 4
 エルシャラカーニ 3
 Wエンジン 3+
 東京ダイナマイト 4

 響、Wエンジンのレッドカーペットブレイク組はレッドカーペットのテンションをそのまま持ってきましたが、4分やりきるには辛いネタかなぁというのが正直なところです。イシバシハザマはよくぞまたここまで戻ってきたなぁという感慨が強いです。東京ダイナマイトはズルいの一言。あ、褒め言葉ですよ(笑)。



 はー、長かった(笑)。でも、見慣れた芸人さん(ネタ)あり、初見の芸人さん(ネタ)あり、正統派漫才あり、コント漫才あり、飛び道具(笑)ありと、本当にいろいろなスタイルがあって面白かったです。最高気温が19度まで上がり、風は強かったものの長丁場の観戦もさほど苦にならず、「指定席のすぐ隣の自由席」で1,000円で見ることができて、よかったの一言。また来年も行く…かもしれません。