続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

CLグループリーグ振り返り

 というわけで、CLグループリーグが終了。9/11に当ブログで予想したものを踏まえて振り返りたいかと。長いので畳みます

グループA
 1位 ○ ローマ(4勝2敗)
 2位 ◎ チェルシー(3勝2分1敗)
 3位 △ ボルドー(2勝1分3敗)
 4位 … CFRクルージュ(1勝1分4敗)

 結果的には順当にチェルシーとローマが勝ち抜けましたが、かなり苦労する形になりましたね。特にローマはトッティの怪我やゼロトップの限界が見えたことで、一時はどうなることやら…という状態でした。ボルドーはやはり守備陣が耐え切れず3位どまり。ホームで1−3と敗れた試合が痛かったですね。CFRクルージュは見事に1勝をあげ、よくがんばったと思います。クリオ、Y・コネ、ドゥバルビエル、トリカあたりは、(ちょっとしか見れませんでしたけど)いい選手だなぁと思いましたしね。

グループB
 1位 ▲ パナシナイコス(3勝1分2敗)
 2位 ◎ インテル(2勝2分2敗)
 3位 ▲ ブレーメン(1勝4分1敗)
 4位 … アノルソシス・ファマグスタ(1勝3分2敗)

 4節以降、インテルが1分2敗とすっころんだのに対し、パナシナイコスは(インテルブレーメン戦がアウェーだったのにも関わらず)3連勝と見事なフィニッシュを決めて首位通過。これといった特徴があるチームではないと思うんですが、ギリシャ勢がアウェーで2勝1敗と勝ち越していることに驚きを覚えました。それでも2位通過のチームからすれば、内心「パナシナイコスと当たりてぇ!!!」と思っていることでしょうけど(笑)。ブレーメンは初戦の引き分け@アノルソシス戦が痛かったですね。アノルソシスは結果的に最下位となりましたが、本当によく戦ったと思います。

グループC
 1位 ◎ バルセロナ(4勝1分1敗)
 2位 ▲ スポルティング・リスボン(4勝2敗)
 3位 △ シャフタール・ドネツク(3勝3敗)
 4位 … FCバーゼル(1分5敗)

 まあ、私の予想が当たるくらい順当な結果となりました(笑)。で、勝ち点的にはバルサスポルティングの差は1しかありませんでしたが、得失点差を見ると(バルサが+10、スポルティングが±0)いかにバルサが圧倒的な戦いをしていたか分かりますね(アウェーのシャフタール戦はダメ男くんでしたが)。2位通過のチームからすれば、最も対戦したくないチームでしょう。シャフタールは3、4節でスポルティングに連敗した、しかも180分無得点だったのがすべてでしょう。その他4試合で11点取っているだけに、なおさら痛い連敗でしたね。バーゼルは参加するだけになってしまいました。16失点もするとは思わなかったなぁ。

グループD
 1位 リヴァプール(4勝2分)
 2位 アトレティコ・マドリー(3勝3分)
 3位 マルセイユ(1勝1分4敗)
 4位 PSV(1勝5敗)

 開始前のイメージとしては、ここがグループBのような勝ち点になると思っていたんですが、蓋を開けたら予想以上の「2強2弱」っぷりで、ビックリしました。それにしても、PSVの凋落ぶりには、切ない思いを抱かざるを得ません。そして、今季のリヴァプールの勝負強さは本物なのかなぁとジワジワ感じています。アトレティコは…強いんだか弱いんだかよく分かりません(苦笑)

グループE
 1位 ◎ マンチェスター・U(2勝4分)
 2位 ○ ビジャレアル(2勝3分1敗)
 3位 … オールボー(1勝3分2敗)
 4位 △ セルティック(1勝2分3敗)

 マン・U2勝しかしてなかったんだ。こりゃ驚いた。負けないことは大事ですけど、今季は「ここで勝っておきたい」という試合(ビッグ4との対戦@プレミアリーグビジャレアルとのどちらかの試合@CL)で勝ちきれていないのがちょっと心配なだけに(私だけか?)、今後どうなるのか注目ですね。ビジャレアルは素直にどこまで行けるか楽しみ。セルティックはホームで1勝2分と勝ち点を伸ばせなかったことが全て。アウェイの3敗は何も言うまい(苦笑)

グループF
 1位 ▲ バイエルン・ミュンヘン(4勝2分)
 2位 ▲ リヨン(3勝2分1敗)
 3位 ▲ フィオレンティーナ(1勝3分2敗)
 4位 △ ステアウア・ブカレスト(1分5敗)

 フィオレンティーナが勝ちきれない試合を重ねたことで、予想以上に上下の差がついてしまいました。ただ、リヨンは守備を何とかしないとまたベスト16止まりでしょうね。クレルクが間に合って、レベイエールを中盤で使えるようになれば望みはありますが、果たして。バイエルンはトニ、クローゼ、リベリがこの調子を保てていれば面白いですね。守備はリヨンほどではないものの不安がありますけど。あと、ポドルスキがどうなるのかが気になるところです。フィオはこの経験を活かして来季また出てこれれば。

グループG
 1位 ○ FCポルト(4勝2敗)
 2位 ◎ アーセナル(3勝2分1敗)
 3位 △ ディナモ・キエフ(2勝2分2敗)
 4位 ▲ フェネルバフチェ(2分4敗)

 一時は出場すら危ぶまれたポルトが首位通過。まあ、アーセナルの調子が上がらなかったことに助けられた面はありますが、最終節しっかりホームで勝ったことからも、一発を秘めているチームであることは間違いないかと。アーセナルはリーグ戦含めても去年ほどの凄みは感じられず。フラミニとフレブの移籍が予想以上に大きく作用しているんでしょうかね?ディナモ・キエフは去年6連敗を喫したチームから激変。メンバーは大して変わっていませんでしたが、4失点は立派な数字だと思います。UEFAカップに回る8チームの中では、地味に一番勝ち進みそうな気もしてます。

グループH
 1位 ○ ユベントス(3勝3分)
 2位 ○ レアル・マドリー(4勝2敗)
 3位 ▲ ゼニト(1勝2分3敗)
 4位 … BATEボリソフ(3分3敗)

 結局2強ですんなり収まりましたが、ゼニトが1、2節のどちらかで勝利を上げられていれば、全く分かりませんでしたね。特に1節@ユベントス戦は本当に惜しかったからなぁ。UEFAカップに回って上位進出を期待する声もあるでしょうが、アルシャヴィン始め結構な数のメンバーに移籍の噂があり、戦力を保てる保障がない中では期待と不安が半々ですかね。