続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その32 バジャドリード−レアル・マドリー

 先日国王杯でまさかの敗退を喫したレアル・マドリー。守備の崩壊や監督・選手間のいざこざなど、徐々に不穏な空気が漂い始めている中で、どのような試合を見せるのか。下の試合が終わってすぐ寝て、6時に起きて観戦です。
バジャドリード 1−0 レアル・マドリー
スコア:48分 F・カノッビオバジャドリード


 レアル、深刻ですね。いろいろ原因はあると思いますが、一番気になるのはロッベンファン・ニステルローイがいないのに4−3−3にこだわっている点。守備面で言えば、ラウルも含めて前線3人がややサボりがち中で中盤が3枚しかない、さらにその中でグティがあまり守備しない+両サイドバックのオーバーラップ後の戻りが遅いとなれば、実質CB+ガゴ+ハビ・ガルシアの4枚で守ってるようなもんですから、そりゃ完封するのは限りなく厳しいって話(今季公式戦19試合中、無失点はわずか2試合)。攻撃面に目を転じても、4−3−3に欠かせないウインガー(おまけして運動量のあるサイドハーフ)が現状ドレンテしかいない(怪我が治ればロッベンも)中でこのフォーメーションにこだわる理由が全く分かりません。システムをいじくったってやる人が同じなら本質的な部分は何も変わらない、という見方も出来ますが、ロッベンが怪我がち+ニステルローイが今季絶望+守備的な中盤の選手がいない中このまま4−3−3で突っ走っていくのは、私は危険極まりないと思います。