続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

08−09 その1 アーセナル−WBA

 欧州各国リーグ戦が続々開幕を迎えています。今シーズンも90分見きった試合については(長かったり短かったりしますが)感想を書いていこうかと思っております。今年最初の試合は、プレミアリーグ開幕カード。プレミアは、今年からベンチが7人制を取るようになったんですね。やっとという気がしないではないですが。
アーセナル 1−0 WBA
スコア:3分 S・ナスリ(アーセナル


 アーセナルはトゥレ、センデロス、セスク、ディアビロシツキー、エドゥアルド、ファン・ペルシーといった当たりがスタメンから外れる形ではありましたが、パスサッカーで崩しきって点を取ろうという根幹は全く揺るがず。エブエとデニウソンセンターハーフコンビはどうなのよ?と試合前は思っていましたがいざ始まれば全く問題はなかったですし(違和感はありましたが(笑))、両サイドバックの積極的なオーバーラップも気持ちいい限り。そして、移籍緒戦となったナスリがまったく違和感なく溶け込んでいて、初ゴールまで挙げる上々の内容。シュート24本で1点しか取れない点であったり、「そこまで崩しきる必要ないだろう」ってぐらいこねくり回してしまう悪癖も見られたのは不安といえば不安ですが、主力が大勢いない中でのシーズン開幕戦としては、まずまずの内容だったかと思います。
 WBAは敗れはしましたが、攻撃面ではかなり見るべきところがあったかと。一部雑誌では「超2部級の攻撃サッカー」という書き方をしていたのもありましたが、とにかく無駄に蹴ることを極力避け、アーセナル相手でも繋いで崩そうとする強い意思が感じられました。実際崩しきってあわやゴールというシーンも2、3ありましたし、各選手のレベルも十分プレミアで通用するものだった気がします。このあと第8節のマンチェスター・U戦まではビッグクラブとの対戦がなく、この間の6試合でしっかりと勝ち点を重ねて「このサッカーでいけるぞ、俺達」という流れになれば、残留以上の結果を残せるんじゃないかと思ったほどでした。