続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第17節 東京1−1G大阪 私的雑感

 昨日の当ブログで書きました今野についての思いについて、いろいろなご反応をいただきありがとうございました。ここまでのご反応をいただいたので「これはしっかり見ないとアカンなぁ」と思って国立に着いたのが19時。調達して行ったご飯で腹ごしらえして、いざスタメン発表。しかし、そこで耳にしたのがこの流れ。

ディフェンダ〜、ナンバーシックス、ヤスユキ・コンノ!

 …センターバックやないか〜い!と言うわけで、この件についてはまた後日。ただ、CBのポジションから今日の浅利と梶山のコンビをどう見ていたのかは聞いてみたいところ。というのも、この日は「浅利が低めのポジションでボールを裁き、梶山が高めのポジションで積極的にFWと絡む」という形でゲームを進めていて、それによって梶山の存在感はちょっと薄めになってしまった感はありますが、相手のバイタルで梶山のキープ力を活かす形も決して悪くなく、その上で今日の浅利の仕事をそのまま今野に任せてみるというのは、一度試してみても良いのかなぁと。出来れば梶山が五輪で離脱する前、つまりは次の京都戦で試してみても面白いと思ったりしてます。まあしかし、浅利さんのこの日のパフォーマンスは素晴らしいの一言。これほど浅利さんが攻撃面で目立つだなんて、昨シーズンまでには考えられませんでしたわ。これからも、よろしくお願いします。


 さて、ここからは城福監督にちょっとした嘆きを。前半は両チームとも活発に動けていて試合自体がスムーズに流れていましたが、暑さも響いてきたのか後半15分ぐらいからはずいぶんと試合が停滞してしまいました。しかし、城福監督は57分にエメルソンを投入して以降しばらく動くことはありませんでした。まあ、そもそもかなり相手の脅威になっていた石川を変えてエメルソンという交代そのものにも納得いっていないわけですが、それは今回は置いといて。70分ぐらいになると、明らかに梶山や平山、カボレに疲労の色がうかがえるようになり、中盤でボールを持っても前が動かないもんだから難しいスルーパスに頼ったり、相手にパスコースを読まれてカットされてカウンターを浴びたりと、ほとんど攻めの形を作れなくなっていたかと思うんですよね。でも、城福さんが動くことはありませんでした。その理由が何なのかはこれを書いている時点では分かりませんが、FWのポジションでチームを活性化させられる川口、赤嶺という手駒がありながら、残り10分を切るまでそのカードを切らず、挙げ句の果てには交代枠を1枚余らせての試合終了のホイッスルを聞くことになってしまったのは、残念を通り越してガッカリ。はっきり言わせてもらえば「勝つ気ありますの!?」という感じですかね。選手交替はやってみなければ分からない部分がありますが、自分達に主導権がない中で手を尽くさないまま試合を終えてしまうのは、どうしても納得が出来ません。普段の練習等でチームの戦い方をどう構築していくのかに気持ちを注ぐのも大事ですが、試合中に何が出来るのかという点での城福監督のやり方には、しばらく注目していこうかと思っています。