続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第14節 東京−千葉 私的採点

 ちょっと採点が難しい試合。あの試合を生で見せられたら感情論が多分に入ってしまうんで。でも、なるべく客観的に採点します。
塩田 6.5
 PKストップをはじめ、幾多のピンチを防ぐハイパフォーマンス。あの失点はどうしようもないシーンで、これ以上を望むのは酷でしょう。



徳永 6.0
 見た目というか、決定的なシーンに絡むことはほとんどなかったと思いますが、攻撃時は何度も上下動を繰り返し(エメルソンにはほぼ囮として使われたけど(苦笑))、守備時は1対1で負けることが少なく、上手く絞ってきてピンチを防ぐシーンがあったりと、かなり良かったと思います。


佐原 5.5
 良くも悪くも目立ちまくったのが佐原。あのCKにし対してしっかり合わせる技術はものすごい高いものがあるなぁと思いますが、都合3度ハイボールに対する目測を誤ってしまったのはどうしたものか。出血のシーンはしょうがない部分がありますが、大分戦大丈夫かねぇ…。


藤山 5.5
 レイナウド、巻と明らかに体格で劣る相手に真っ向勝負して、さほどぶち破られなかった点はさすがの一言。いいカットをしておきながらパスが…とか、いい攻め上がりを見せたのに中途半端なフィニッシュ…という点については、そこまでを望むのは酷なのかなということにしておきましょう。


金沢 5.5
 最後まで運動量が落ちることはなかったですし、機を見た攻めあがりもなかなか効果的で、自身に与えられた役割はしっかりこなしたんじゃないかと思います。



今野 4.5
 はっきりいって一発レッドはかわいそうなジャッジだったと思いますし、あそこで止めに行こうとするのはしょうがないとは思いますが、結果として退場となった点はやはりマイナス評価せざるを得ません。


梶山 6.0
 一人少なくなって(相方が)一番最初に心配したのが「梶山走るかねぇ?」という点でしたが、最後まで落ちることはなかったですし、懐の深いキープでいい「タメ」を作るシーンが数多く見られた点は評価していいかと。


エメルソン 6.5
 ホント、あの運動量と献身的なプレーには頭が下がりますし、一人でやりきる場面と味方をうまく使う場面の使い分けにほとんど間違いがない点は素晴らしい限り。今後もよろしくお願いいたします。


羽生 5.5
 羽生さんの出来云々ではなく、この試合は独特の走り出し、動き直し、スペースへの侵入を味方がうまく使えなかったのかなぁと。スペースに出すボールがことごとく雨でのびてしまったせいもあるでしょうが、結果的に羽生さんがあまり活きる展開にならず残念。



平山 5.5
 「まさかのトップ下での開眼(の予感)」が一部で騒がれていて、果たしてその真相は?と思って楽しみに見ましたが、なるほど理に適った使われ方かなぁと。まだまだな部分はありますけど、トップ下のポジションで平山にボールが収まることは相手にとってはかなり嫌な形ですし、カボレと縦の関係になることで、カボレ独特の「横への走り出し(トルシエ風に言うと「ウェーブ」)」が活きますからね。あとは、相手を背負った時の強さと決定力を身に着けてくれることですかね。


カボレ 5.0
 残念ですけど、PK失敗を最後まで払拭できませんでしたね。その一言で十分かと。



大竹 5.0
 思い切ってシュートを狙ったシーンなど積極性は感じられましたが、ボールを受けたときにキープするのか攻め切るのかで中途半端になった感は否めないかなぁと。羽生さんの代わりとして入ったのであれば、もっと動かなければいけませんしね。


近藤 −
 時間が短く、評価なし。


赤嶺 −
 時間が短く、評価なし。