続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第8節 清水−東京 私的見方

 予想スタメンはエルゴラのものをそのまま載せます。

――――――カボ――――――
――――赤嶺――栗澤――――
――今野――浅利――梶山――
長友――藤山――佐原――徳永
――――――塩田――――――

 1トップか2トップかはさて置き、現状このメンバーがベストでしょう。清水の2トップが高さ・強さの西澤と速さの原、そしてトップ下にフェルナンジーニョですから、CBのコンビも佐原と藤山でいいかと思います。で、この間の多摩川クラシコを見ると、梶山がアンカーで浅利が今野と横並びのセンターハーフのような形で表してもいいかと思ってはいますが、この辺はかなり流動的なので、並びは正直どうでもいいかなぁと。とにかく今は浅利が欠かせない戦力であることだけは、疑いようの無い事実でしょう。
 さて、試合について。開幕戦から4/5の札幌戦までは、ものすご〜く単純化して言えば「打ち合いの中で自分たちの流れを崩さないように」チーム全体がプレーしていたように思うんですが、今の東京、ダービー&多摩川クラシコでの東京は「序盤は受けに回ってしのぐ事で相手のバランスを崩しつつも、90分トータルで見た自分たちのバランスは絶対に崩さないように」プレーし始めているのかなぁという印象を持っています。その辺はダービー終了後に羽生さんが「前半は0−1でも良かった」と言っていたことや、今日のエルゴラの馬場康平さんの推察内にある「プレスバックの導入」という事実からも伺えるかと思いますが、開幕戦から数試合で見せた「前半からイケイケで攻撃し、それなり(時にはそれなり以上)に攻撃の形を作れていたものの、だんだん消耗して尻すぼみになる」という無鉄砲なチームではなくなった気がします、ほんのわずかの間での変身ですが。
 そういう意味では、3月の「無鉄砲東京」だった時にナビスコの舞台ですでに相対している清水が相手というのは、私の中で上で書いたような印象が「そんな気がする」から「(確信を持って)そうだ」と言えるようになるかをはかる絶好の相手だと思います。ただナビスコの清水戦はテレビ放送が無く、もちろんクソ慌しい日々で日本平にもいけなかったので、実際はどういう試合をしていたのか全く分からなくて、その時の東京が実際に「無鉄砲東京」だったかどうかも分かりません。なので、正確な比較もできません。それでもマッチリポートを読む限り、あの時は案外何もできずに1−3で敗れた清水に対して、今どういうサッカーをしてどういう結果が得られるかについては、ものすごく興味が湧いているところであります。そして、「しのぐ時間帯」から「攻める時間帯」に切り替わる貴重なスイッチャーとなりつつある大竹の投入がいつになるのかも、ですね。