続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

よゐこさん番組三本一挙放送 - 昨日の風はどんなのだっけ?

 私も3番組全て見ました。ただ、アメトーークだけは100%出川さんバンザイな目線ですが(笑)。
 時系列順でよゐこのキンケシから。toroneiさんが書かれたとおり、この番組が成立しているのは「『超人の情報 ストーリーなど濱口の記憶を元にトークしています』というテロップ」のおかげでしょう。私の勝手なオタ系番組のイメージって、「細かいネタほど喜ばれる」「間違い、失念には意外なほど厳しい態度が待っている」=「オタぶってる奴イラネ」という感じなんですが、有野さんにしろ濱口さんにしろ、「知らんものは知らん」「やれないことはやれない」と堂々としている。そのことをある部分では意識的に、ある部分では無意識に滲ませた空気を発することができるのが、よゐこさんの魅力なんでしょうね。ちなみに、一番ツボった間違いは「キンターマンを紹介→サイボーグSW26号をチビチンマンと間違える」の流れですね。キンターマのあとにチビチンって(笑)
 ゲームセンターCX。確かに、公開収録でのマイティボンジャックや、この間の生放送でのカイの冒険で感じた興奮や感動を物差しにしてしまうと「物足りない」ですけど、贅沢すぎますね(笑)。ただ、そういうタイミングでインターバルを挟めてしまう*1番組の流れの良さは見逃せないところです。山手線乗りたいなぁ(笑)。
 アメトーーク。これは上でも書いたとおり、出川さんの素晴らしさに圧倒された1時間だったので、「あれ、よゐこさんいたの?」ぐらいの印象しかありません(苦笑)。でもあの「で〜が〜わ〜、て〜つ〜ろう〜」のユルすぎる歌はなんだか耳に残ってます(笑)。


 で、ここからは話題変わって、この日の出川さんを見て改めて思ったことを。それは「自分は『笑わせる芸人』より『笑われる芸人』の方が好きなんだなぁ」という点。もちろん、練りに練られたコントや漫才が嫌いなわけではないですよ。でも、そういう笑いってのは「こっちも考えながら見なければいけない」わけで、その日の自分のテンションによっては、全く同じネタを見せられても面白く感じる日と、そうでない日があると思うんです。自分がものぐさな性格なのも災いしてね(苦笑)。でも、出川さんや江頭2:50さん、ダチョウ倶楽部さんや山崎邦正さん、そしてたけし軍団の方々が見せる芸ってのは、日によってのハズレがないんですよ。体を張ったロケにしろ、そこで見せるリアクション芸にしろ、口拙いトーク(苦笑)にしろ、見たまんまがダイレクトに笑いにつながってきて、心の底から笑ってる自分がそこにいるんです。
 今の芸人は、なまじ格好つけたがったり、変にアイドルチックに持ち上げられたりしているせいなのか、体を張る人が減ったなぁという印象があります。それを一概に否定したりはしませんし、やりたくても出来ない状況がある*2のかもしれませんが、こういう流れになってしまったのは、もの寂しい部分があります。

*1:これも意図的なのかそうではないのかは分かりませんが。

*2:過度の演出が何かと批判されたり、それによる(自主)規制がきつくなっている。