続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ラグビーW杯 日本12−12カナダ

 ここで得た勝ち点2は決して軽いものではありません。(さほど大きな影響は無いかもしれませんが)最下位を免れるための貴重な勝ち点になるかもしれません。けれど、フィジー戦とはまたちょっと趣の違う「勝てた試合なんじゃないか?」というモヤモヤ感が心を覆っているのも確かなんです、勝てなかった事実とともに。
 基本的にはラグビーは「門外漢」といってしまっていい知識しかなく、今回の代表も名前を知っている程度。そんな私ですら、非常に複雑な心境を抱いてしまう4試合だったわけですから、選手、コーチ陣、協会関係者、ジャーナリスト、熱心なファンがどれほど歯痒い思いをしているか、どれほど苦しい思いを抱いているかは、容易に想像できないほどです。(うまねんさんとか村上晃一さんとかの文章からも、様々な、複雑な心境が読み取れます。)。
 協会は「本番9ヶ月前にヘッドコーチを替える」という荒療治とも暴挙とも取れる行動を起こしました。それを考えれば、自分たちより格上しかいない相手に対して、よくぞここまでやれたもんだという気がしないではありません。今大会の4試合を見る限り、(今後はいろいろな人間の思惑がさらに絡んでくる可能性はありますが)「JK」ことカーワンHCに4年の時間をあげてほしいという気にはさせられました。もちろん選手個々がトップリーグで切磋琢磨し、フィジカル・スキルを上げていく事が一番大事なのですが、JKならその力を最大限活かしてくれるんじゃないか、JKなら4年後に1勝、いや2勝挙げてくれるチームを作ってくれるんじゃないか、そんな(砂漠の蜃気楼ぐらいおぼろげなものではありますが)期待を抱ける大会だったと私は感じています。
 というわけで、10月末から始まるトップリーグについて、スカパー!ではもちろん、秩父宮、味スタで行われる試合は、行ける限り生で観戦できればと思ってます*1。にわかはにわかなりに楽しもう。そしてまた、今回よりちょっとでも強い思いを抱いて4年後を迎えたいものです。…参加国16には減らさないでね(滝汗)

*1:スポーツで言えば、サッカー・競馬を中心にした生活を変えるところまでは考えていないので、本当に隙間を縫ってという程度にはなると思いますが。