見てきました。ドラマ版は相当好きだったので、ある程度は楽しみにしていったんですが…
その面白さ、想像以上でした!城西支部の面々は相変わらずのコンビネーション、キャラの濃さを見せてくれましたし、今回出演の松本幸四郎、森田一義、国仲涼子、岸辺一徳、香川照之、イ・ビョンホン、中井貴一、綾瀬はるか(最後の2人はTVスペシャル版からの引き続きですが)もメインキャストを食いすぎることなく、しかしそれぞれが存在感をフルに発揮して物語の重要な、まさに「キャスト」になっていたと思います。ストーリー自体も展開(流れ)に全く無理がなく、それでいて凝る所は凝る。笑わせるところがあれば、泣かせるポイントも押さえている。本当にメリハリが効いていて、2時間強の時間があっという間に感じられました。ドラマ版HEROを少しでも気に入ってる人は、絶対見ないとダメですよ(まあ、言われなくても見るだろうけど)。
で、本編はこれにて終了でしょうが、例えば久利生と雨宮のその後とか、城西支部の面々それぞれにスポットライトを当てた話とか、いわゆる「スピンオフ」はいくらでも作れる後味も残しています。フジは踊る大捜査線でスピンオフを3作(映画2作、ドラマ1作)作っている「前例」があるので、ほとぼりが冷めるか冷めないかの頃に作ってくると私は見てるんですが、果たして?