続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第23節 広島0−5東京

 そんな悲しい事件が起こる中でも「Football is going on」です。今週は水曜もJが開催され、不調にあえぐ東京は広島に乗り込んでの1戦でした。
 結果はなんと5−0の圧勝。まあ、最後の2点はおまけみたいな感じもありましたが、それでも最後まで攻める姿勢を見せてくれたことが本当に嬉しいですし、危ない場面もありつつ無失点で抑えてくれた守備陣にも感謝。それにしても、上手くいくときはこんなもんなんですかね?あれだけ勝ちから見離されていたチームが5−0ですよ。にわかには信じられません(苦笑)
 で、やっぱり輝いていたのが今野。開始5分で3度もゴール前に顔を覗かせたかと思えば*1、自分のゾーンでは相手の攻撃の芽をしっかりと潰し、時には最終ラインより深く戻ってカバーリングもこなす。この無尽蔵の運動量とカバーできる範囲の広さこそが今野の真骨頂。今野をおかげで梶山、福西がそこまで守備に気を使うことなく攻撃に力を発揮できたことが、5−0というスコアにつながったといっても過言ではないでしょう。ルーカスが戻ってきたら誰がはじかれるのか、そんな余計な心配が生まれるほど、今野のボランチ復帰はチームを変えてくれたと思います。栗澤も久々のスタメンで、しかも攻撃よりは駒野への対応を含めた守備を重視するような指示だったようですが、しっかりとそれをコンプリートしてくれましたし、赤嶺も体の強さ、泥臭さを発揮したゴール*2と持ち味をフルに発揮。金沢は怪我で出場が危ぶまれていたとは思えないプレーぶりでしたし、塩田、モニを中心とした残りの守備陣も、危ない場面はありましたが無失点で抑えました。
 そして、待ってましたぜ平山!怪我の影響で10分弱の出場ながら、入った瞬間からボールを追っかける積極的な姿勢を見せ、ここ数試合感じさせていた「ゴールの香り」もついに結実*3。ゴール後のアネルカ(フランス代表・現ボルトン所属)を真似たパフォーマンスは何ゆえに?というところですが、チームにとっても、五輪代表にとっても、平山の復調は大きな大きなプラス材料かと。ルーカス、赤嶺、平山とようやく3枚の計算できるFWが揃ったことで、守備の安定を維持できれば残り11試合、リーグをかき回すのはわれらが東京なんじゃないでしょうか?…言いすぎました、すいません(苦笑)
 ただ、大事なのが次の神戸戦。ここでまた不甲斐ない試合をしてしまっては、この大勝も全くの無意味になりますからね。そろそろホームでスカッとした試合をお願いします。

*1:もちろんその後も、積極的に攻撃参加をしていました。

*2:まあ、あれは広島GK木寺のありえないミスという見方も出来ますが。

*3:まあ、私が勝手に感じていただけかもしれませんが、中断空けは点こそ無かったものの、確実に上向きであることはプレーからヒシヒシと伝わってきていたのもので。