続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

FIFA U−20W杯 GL第2戦 日本1−0コスタリカ

 いやぁ、苦しい試合でした。前からプレスに行こうという意識は高いものの、ハイテンポな試合をしたあとの中2日で疲労が抜けきっていない+コスタリカの個々の早さ、上手さのせいでプレスがうまくかからずに、中盤でポッカリ相手をフリーにしてしまい、決定的なパスを出されると言うシーンや、単独突破を許すシーンが多く見られました。ただ、最後の最後で食い止められる強さや運の良さを見せ、数少ないチャンスをしっかりとモノにして勝ってくれたのは頼もしい限り。「今回は僕らの悪い部分が出た試合で、失点せずに勝てたことが成果だと思います。」(河原)と言う一文がしっくりくる試合だったと感じています。
 同組のもう1試合でナイジェリアが勝利し、日本とナイジェリアが2連勝でGL突破決定。というわけで、極端な言い方をすれば次は消化試合。ですが、「選手の疲労度も考えて、次のメンバーは決めなければいけない。メンバーを入れ替える可能性もある」(吉田監督)ということで、ベンチにいるメンバーは勝負の試合。その辺りのメンバー構成や個々の奮闘に注目して見たい気もします。日曜朝9時からという、私的に絶好の放送時間なのも嬉しい限り。では、個々の感想を。

林…DFとの息が合わないシーンやキックミスなど不安を見せるも、セービングはしっかり。
内田…攻撃では時折光るも、守備では不安定なプレー連発。次は頼むよ。
福本…良いプレーと危ないプレーが同居する不安定な出来も、カバーリングはさすが。
槙野…危なげない守備を見せ、福本の不安定さを相殺。頼もしい限り。
安田…守備に追われ見せ場は少かったものの、その守備では仕事きっちり。
青山…行動範囲広く、随所でチームを助けていました。今大会一番の発見。*1
田中…とにかく運動量豊富で、今日は中への意識も高くゴールゲット。MOM
梅崎…前半は今一つも、後半存在感を十分にアピール。アシストのパスは100点満点。
柏木…守備面での貢献は称えたいが、やはり攻撃で目立って欲しい。足痛いの?*2
河原…前からのチェイシングはありがたい限り。
森島…相手を背負ってのポストプレーはこの日も十分に通用。
青木…前からのプレスと終盤のボールキープ、初戦と同じ役割をしっかりとこなしました。
藤田…時間が短いため、特になし。
森重…時間が短いため、特になし。

*1:いままでJなどであまり見る機会がなかったもので。

*2:どうも引きずって歩いているように見えたシーンがあったので。