続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

2017シーズンプレビュー~守備妄想篇~

 先日、「シーズンプレビュー~攻撃妄想篇~」と題し、今季のFC東京の攻撃について、好き勝手に妄想したところですが、本日はその守備編となります。合わせて読んでいただき、「こんなこと考える奴もいるんだな」ぐらいに受け取っていただけたら、これ幸い。

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2017シーズンプレビュー~攻撃妄想篇~

 沖縄での一次キャンプ、そして宮崎での二次キャンプを終えた東京。もちろん、現場に行ってその様子を見に行くことは叶いませんでしたが、ここまで練習試合を7つ重ね、その後の監督・選手コメントにより、なんとなく妄想できる部分が出てきたので、ここらで妄想シーズンプレビューをかましてみたいと思います。

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MKA

J1開幕まであと2週間あまり。各チームとも準備に余念がない(はずの)なか、エルゴラッソサッカーダイジェストそれぞれの選手名鑑が発売されました。

 パラパラっとめくった結果、エルゴラッソ発刊のものを購入しましたが、まあ移籍が多いのなんの。シーズン開幕までにきちんと頭に入れられる自信がないほどで、これからじっくり読んで勉強したいと思っていますが、今日はザクッと一瞥したなかで、各チームの「MKA=最も気になるアイツ」を1名ずつ取り上げてみたいと思います。興味のある方は、「あ、こんな見方するヤツもいるんだな」ぐらいの緩い目線でお読みいただけると幸いです。

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胸を張れる「これ」を求めて。先ず隗より始めよう。

 明けましておめでとうございます。金杯で乾杯…ではなく完敗した中の人です。昨年は久々に、多めにエントリを重ねたつもりです。今年も同じペースで書くかどうかはまったく分かりませんが、ぼちぼちやっていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

 

 さて、天皇杯。準々決勝、川崎戦の前に以下のようなエントリを書きました。

 篠田監督が、リーグ戦終盤戦で見せたサッカーをどのようにブラッシュアップして、川崎相手に「決意表明」してくれるか?選手たちが、篠田監督以下コーチ陣の指導を受け、タイトル奪取とともに来季へ向けてどのような「決意表明」を見せてくれるか?いくつかの事柄を引き合いに出しながら、プレビュー調に仕立てた(つもりの)エントリでした。

 が、結果はご存知のとおり1-2で敗戦。しかも、内容はスコア以上の完敗模様。篠田トーキョーが決意表明をしようとはしたものの示せなかったのとは対照的に、風間フロンターレがその「集大成」をまざまざと見せ付けた。そんな印象ばかりが残る、苦いゲームとなりました。

 

 試合の趨勢は立ち上がり数分で決まりました…という、当ブログらしい知ったかぶったゲーム分析に入っていってもいいんですが、この試合を見て、天皇杯の準決勝、決勝を見て、ツイッターで済むかもしれないけど、なんとなく書いておこうと思ったことがありまして。

 風間監督の下、5年間ぶれない哲学で積み重ねてきた川崎と、篠田監督に代わって半年の東京とで完成度に差が出るのは仕方ありません。が、言いたいのはそんなことではなく。

 川崎は、とにかく巧かった。ボールを持った際のスキルは、悔しいですけど、明らかに差がありました。そのスキルを活かすためのポジショニングも、これまた巧かった。東京の各選手の距離感が最後までしっくり来ず、手前で受けられず裏にも抜けられなかったのに対し、川崎の各選手は手前でも裏でも、欲しいところを出し手に明確に伝えられる受け手の動きがとにかく際立っていました。

 そんな機が熟した川崎でも、タイトルを手にすることはできませんでした。立ちはだかったのは、鹿島。セカンドステージのドタバタが嘘のようにチャンピオンシップかららしさを見せ始め、クラブワールドカップで世界を驚かせ、天皇杯も憎たらしいまでに飄々と持っていく。

 そんな「またしても」な光景を現実のものとしたのは、メンタルタフネスさだったと思います。多くのメディアで取り上げられましたが、小笠原は前半に中村とひと悶着起こした件を振り返って、「それもパフォーマンスのひとつで、本当に怒っていたわけじゃなかった。そういう細かいところにこだわるのは、なんというか、流れを引き寄せるじゃないけど『戦うんだぞ』っていう大事なことだと思う」と事も無げに振り返り、鈴木強化部長も「意識してやっている」と当たり前のように振り返りました。

 そんな小笠原を筆頭に鹿島の面々を見ていると、良くも悪くもー悪くも、ってのは相手から見たやっかみでもありますが-「上から見ている」感がすごくて。伝わるか分かりませんけど、西、山本の両サイドバックが醸し出すあの雰囲気が象徴的で、淡々と当たり前のプレーをやり続け、時々ちょっかいを出し、山本はクールに、西はニヒルに、とタイプは別ですが「だから、何?」という佇まいで相手を飲んでしまう。これは、鹿島アントラーズという独特な哲学のもとで日々を過ごしているからこそ身につく、独特なメンタルなのだと感じています。

 

 この2チームを見ていて、じゃあ今の東京は胸を張って「東京はこれがウリです!」と言えるものはあるでしょうか?パス&ムーヴとかカウンターとか、リトリートとかブロックディフェンスとか、システムとか戦術とかそんなややこしいことではなく、フィジカル、スキル・テクニック、メンタル、そういった誰が見ても分かる、誰を味スタに連れてきても説明できる、もっと根本的なところの「これ」が、今の東京にはあるでしょうか?残念ながら、私は挙げることができません。

 フィジカルなのであれば、90分走り倒すスタミナでも、瞬間瞬間で勝負するスプリントでも、1対1や球際で負けないアスレティックでも。スキル・テクニックなら10~20mを正確に繋ぐショートパスでも、展開を大きく変えるロングパスでも、次のプレーを作るトラップでも、局面を打開するドリブルでも、多種多様なクロスでも。メンタルなら、常に弱気にならず熱く前を向き続けるものでも、はたまたあえてネガティブなことも想定内に含めて、どんな時でもクールに振る舞うでも。どれでも何でもいいから、1年後の今頃に「東京のウリはね、これなんですよ!」と言えるものがチームに根付き始めていれば…。

 いつか、必ず、絶対にリーグ優勝を目にしたい。そのために、監督が変わろうとも、時代が変わろうとも、トレンドが移ろい流れようと、変わらずに胸を張れる「これ」を求めて。ってのを、私としては隠れたテーマとして、今年1年の東京を見ていこうかなと思います。大事を為すために、先ず隗より始めよう。

有馬記念

 2016年もあっという間に終わりを迎えようとしております。篠田トーキョーの「決意表明」は、ワタクシなりには「輪郭は見えたけど、意思統一が…」という残念なものに終わりましたが、その行く末は2017年に委ねることにしましょう。

 さて、競馬は総決算、有馬記念です。なんとか当てて、明るく新年を迎えたいワタクシの印は以下のとおり。

 

◎ 13.デニムアンドルビー

○ 11.サトノダイヤモンド

▲ 02.ゴールドアクター

☆ 04.ヤマカツエース

△ 01.キタサンブラック

△ 08.ミッキークイーン

△ 16.マリアライト

× 06.サウンズオブアース

× 14.シュヴァルグラン

 

 本命はデニムアンドルビー。ディープ産駒は有馬記念で全く揮いませんが、昨年マリアライトが12人気4着、一昨年ジェンティルドンナが4人気1着と牝馬は2年連続人気より好走。そもそも、ディープ産駒は古馬2200m以上のG1(天皇賞・春宝塚記念ジャパンカップ有馬記念)で牝馬が3勝に対し、牡馬が0勝らしく(このデータは受け売り)、古馬中距離G1なら狙い目は牝馬。実際、3歳時にジャパンカップで7人気2着、昨夏の宝塚記念で10人気2着と2発も穴を開けていますし、G1で来る時には「時計がかかるタフな馬場で無欲の追い込みが決まる」パターンですが、今週の馬場はまさにドンピシャリ。

 前走は8着でしたが、長期休み明けでしたし、最後100mほど前がどん詰まって全く追えなかったのに上がり最速と地脚の強さは見せてくれました。また、結果として最後流したことで中3週でも疲労感はないはずで、血統面も有馬記念御用達のキングカメハメハを母父に持っていて、強調材料あり。当ブログは12年に◎ゴールドシップから10人気オーシャンブルーを押さえて引っ掛け、14年は9人気◎トゥザワールドでこれまた引っ掛けていて、隔年でありがたいことに穴を持ってこれているので、今年は当たる年…のはずです(笑)

 対抗はサトノダイヤモンド菊花賞での完勝劇を見ればお分かりのとおり、本質的には軽い馬場・軽いレース向きの馬だと思いますが、重い馬場がダメなわけではなく。先ほどディープ産駒は牡馬より牝馬、と書きましたが、3歳馬に限れば恐らく話は別。むしろ、脂が乗っているうちのディープ牡馬にはおとなしく従っておくのが正解でしょう。

 単穴はゴールドアクター。昨年は8人気ながら見事に戴冠。今年は天皇賞・春ジャパンカップとG1では苦杯を舐めましたが、日経賞オールカマーと中山のG2はしっかり勝利を収めていて、レベル落ちはないはず。ただでさえ東京→中山替わりはプラス材料と言えますが、今週の中山はかなりタフな馬場で、ロベルトの血を持つ馬がボコボコ好走。スクリーンヒーロー産駒でタフなレースを好走し続けてきたこの馬にとっては、うってつけの馬場でしょう。

 本命が穴なので、穴で…という言い方も変ですが、穴はヤマカツエース。母父にロベルトの血を持ち(グラスワンダー)、父キングカメハメハは近年の有馬記念御用達種牡馬。G1ではまだ足りないかもしれませんが、前走ようやくG2の壁を越えた勢いも買って4番手に抜擢しました。

 あとは展開微妙も能力上位なキタサンブラック古馬牝馬ミッキークイーンマリアライトが△、ちょろっと3着ぐらいならありそうなサウンズオブアースシュヴァルグランを×で押さえます。

 馬券はデニムアンドルビーサトノダイヤモンド馬連、ワイドに全力勝負。あとはいろいろ。

馬連、ワイド ◎-○

ワイド ◎-▲☆△

3連単 ◎→▲☆△→○

    ◎→○→ ▲☆△×

    ▲△→◎→○